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プロ野球

【2020主力選手通信簿|巨人】投打の柱、菅野と岡本は納得の最高評価。一方、2000本安打達成の坂本は?

SLUGGER編集部

2020.12.29

菅野は自己ワーストの防御率に終わった昨季から完全復活。エースの投球を取り戻した。写真:塚本凛平(THE DIGEST写真部)

菅野は自己ワーストの防御率に終わった昨季から完全復活。エースの投球を取り戻した。写真:塚本凛平(THE DIGEST写真部)

 全12球団の主力選手の2020年シーズンを5段階の通信簿形式で振り返っていく。評価は各選手のこれまでの実績や期待値も踏まえて査定した。
※A=よくできました、B=まずまずです、C=可もなく不可もなく、D=がんばりましょう、E=ガッカリです

【投手】
★投のMVP★
●菅野智之
[試合]20 [勝敗]14-2 [防御率]1.97
[投球回]137.1 [奪三振]131
評価:よくできました(A)
不振に終わった昨季の雪辱を期したフォーム改造がハマり、開幕13連勝と完全復活。沢村賞は大野雄大(中日)にさらわれたが、最多勝と最高勝率のタイトルを獲得し、自身2度目のMVPに輝いた。

●戸郷翔征
[試合]19 [勝敗]9-6 [防御率]2.76
[投球回]107.2 [奪三振]106
評価:よくできました(A)
高卒2年目にして開幕ローテ入りし、最初の9先発で7勝、防御率1.90と出色の投球。一時は森下暢仁(広島)と並ぶ新人王の有力候補だった。9月以降に失速したものの、日本シリーズではリリーフでフル回転して敢闘賞を獲得した。

●田口麗斗
[試合]26 [勝敗]5-7 [防御率]4.63
[投球回]89.1 [奪三振]58
評価:可もなく不可もなく(C)
昨季はリリーフだったが今季は先発投手として開幕。第2戦の先発も任されたが、左太腿の故障もあってか結果を残せず二軍落ち。中川の離脱を受けて10月にリリーフへ戻ると、5連投するなど期待に応えた。

●サンチェス
[試合]15 [勝敗]8-4 [防御率]3.08
[投球回]87.2 [奪三振]59
評価:まずまずです(B)
練習試合では打ち込まれたが、レギュラーシーズンではチーム3位の8勝、防御率3.08と結果はまずまず。ただ、与四球率と奪三振率はともに平凡な数字で、KBOでは威力を発揮していたカーブも痛打される場面が目立った。

●畠世周
[試合]12 [勝敗]4-4 [防御率]2.88
[投球回]65.2 [奪三振]49
評価:まずまずです(B)
開幕は二軍で迎えたが、8月以降はローテーションに定着。11月1日のヤクルト戦ではプロ初の完投&完封勝利。例年は故障が多いが、今年は4月に右肩の肉離れを発症したくらいでシーズンは怪我なく全うし、「自分を褒めてあげたい」と振り返った。

●桜井俊貴
[試合]24 [勝敗]2-4 [防御率]4.95
[投球回]63.2 [奪三振]43
評価:がんばりましょう(D)
練習試合で結果を残して開幕ローテ最後の一枠を勝ち取ったが、先発した8試合すべてで本塁打を浴び、8月からはリリーフに配置転換。原監督からも「直球が走っていない」と苦言を呈された。
 
●今村信貴
[試合]12 [勝敗]5-2 [防御率]3.16
[投球回]62.2 [奪三振]55
評価:まずまずです(B)
開幕ローテーション争いに敗れ、シーズン中も一軍と二軍を何度も往復。それでも、同じ左腕の高梨から教わったフォークが威力を発揮して自己ベストの奪三振率(7.90)をマークするなど内容はまずまずだった。

●メルセデス
[試合]11 [勝敗]4-4 [防御率]3.10
[投球回]58.0 [奪三振]45
評価:可もなく不可もなく(C)
シーズン最初の4先発で5被弾と精彩を欠いたが、それ以降は被弾ゼロと球界屈指のゴロ系投手の本領を発揮。8月19日の阪神戦では左ヒジの違和感で2回に緊急降板して悔し涙を流し、9月7日の復帰登板では同じ阪神相手に6回2安打無失点と意地を見せた。それだけに、左ヒジ手術のため10月以降は出場できなかったのが悔やまれる。

●大江竜聖
[試合]43 [勝敗]3-0 [ホールド]9
[防御率]3.11 [投球回]37.2 [奪三振]30
評価:よくできました(A)
自粛期間中にサイドスローへ転向したことで開花。高梨や中川とブルペンを支え、チーム最多の43試合に登板した。ただしコントロールはまだ向上の余地があり、本人も「四死球の多さを克服したい」。

●高梨雄平
[試合]44 [勝敗]1-1 [ホールド]21
[防御率]1.93 [投球回]37.1 [奪三振]37
評価:よくできました(A)
7月14日に楽天から加入して、巨人での初登板から15試合連続無失点を記録して一躍中継ぎの柱に。回またぎにワンポイントにと大車輪の活躍を見せ、チームトップの21ホールドを挙げた。

●中川皓太
[試合]37 [勝敗]2-1 [ホールド]15
[防御率]1.00 [投球回]36.0 [奪三振]26
評価:まずまずです(B)
37登板で失点したのは4試合だけと今季も出色の投球。中継ぎが主だったが、デラロサの離脱中はクローザーを務めて6セーブを挙げた。10月上旬に左脇腹を痛めて離脱したが、日本シリーズには間に合った。

●デラロサ
[試合]35 [勝敗]2-0 [セーブ]17
[防御率]2.56 [投球回]31.2 [奪三振]28
評価:可もなく不可もなく(C)
160キロに迫る剛速球とスライダーが威力を発揮し、チーム最多の17セーブ。ただ、黒星こそ付かなかったもののコントロールが乱れてイニング途中で降板することも多く、盤石の信頼とまではいかなかった。

●ビエイラ
[試合]27 [勝敗]0-1 [防御率]3.28
[投球回]24.2 [奪三振]29
評価:可もなく不可もなく(C)
制球難で勝ちパターン入りはならずも、リーグ優勝が決定した10月30日のヤクルト戦では延長10回を締めて胴上げ投手となった。日本シリーズでは164キロを連発してPayPayドームの観客をどよめかせた。
 

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