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プロ野球

オリックスの紅白戦に山岡、山本が登板!開幕投手を競う両エースの仕上がりは?<SLUGGER>

北野正樹

2021.02.17

山本(左)と山岡(右)の両エースが、紅白戦で投げ合った。写真:北野正樹

山本(左)と山岡(右)の両エースが、紅白戦で投げ合った。写真:北野正樹

 オリックスの紅白戦が17日、宮崎市の清武総合運動公園(SOKKENスタジアム)で行われ、開幕投手を目指す山岡泰輔、山本由伸の両エースが初登板した。

 ともに先発で2イニングの予定でマウンドに登った。強風が吹き荒れ肌寒く、グラウンドに砂埃が舞ってプレーが中断するほどの悪いコンディションだったが、白組の山本は、打者6人を21球(三振、四球各1)で仕留める完ぺきな投球。紅組の山岡は、打者11人に37球。1回は2本の安打を許し、2回は一死から連打と四球で満塁としたが、後続を断ってこちらも無失点で降板した。

「すごく久々の実戦で、楽しみだった」という山本のテーマは、「ストライクゾーンに強い球をどんどん投げ込むこと」だった。2ボールになったのは、2番に座った吉田正尚に対してだけ。直球主体にストライクが先行する安定した投球。自信のあるスライダーは“封印”し、変化球はフォークボール1球、カットボールが1、2球で、カーブを4球投じたという。フォークは2回に頓宮裕真を空振り三振に取ったもの。この日、最速は吉田正尚への高めのボール球の154キロだった。

「ストライクが先行したのが一番よかった。マウンドで打者が打席に立つと、多少力みが出てボールの強さがもう一つと感じた。初登板にしてはよかったが、もっと質のいいボールが投げられると感じた」と手応えと同時に、課題も口にした。5年目で初となる開幕投手については、「まだ何も決まっていない。チームに勢いをつけるのは大事。行けるように心の準備はしておきたい」と控えめに意欲を示した。
 
 一方の山岡も「別に悪くはなかった。初めての実戦なので結果がどうだったかより、試したいボールも試せてよかった」と満足気。「初の紅白戦では、いつも2点ぐらい取られる。あまり抑えた印象はないから、思ったより出来てよかった」と笑顔も出た。新たな武器としたいのがカーブ。「打者はいい、と言ってくれている。もう少し腕が振れるようになれば、ストライクや空振りが取れる、いいボールになる」と自信を深めた様子だ。

 仕上がり状態を聞かれ「ヨシノブ(山本由伸)と比べたらダメですよ。仕上がりが早すぎる」と、ジョークで好調すぎる後輩と比較しないように要望していた。

 中嶋聡監督は、開幕投手について「まだ考えてこともない」と述べるにとどまった。2人が切磋琢磨し高いレベルで競い合うことで、開幕戦9連敗のストップと、念願の開幕ダッシュが可能になる。

文●北野正樹(フリーライター)

【著者プロフィール】
きたの・まさき/1955年生まれ。2020年11月まで一般紙でプロ野球や高校野球、バレーボールなどを担当。南海が球団譲渡を決断する「譲渡3条件」や柳田将洋のサントリー復帰などを先行報道した。

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