地区シリーズ敗退が決まり、31年ぶりの世界一を目指す戦いを終えたドジャースだが、メジャーリーグの公式ツイッターから救援でベストチームに選出されるなど前田健太の奮投は光った。メジャーデビューの2016年はポストシーズンでも先発投手として臨んだが、前田は3試合でいずれも4回以内に降板。今年を含めた17年以降の3年は、ブルペンから登場して存在感を放っている。
救援として登板した2017年以降)
2017年:9試合 2勝2H 10.2回 被安打5 10奪三振 2四球 防御率0.84
2018年:8試合 1H 6.2回 被安打9 10奪三振 3四球 防御率4.05
2019年:4試合 1H 4.2回 被安打1 7奪三振 0四球 防御率0.00
通 算 :21試合 2勝2H 22回 被安打15 27奪三振 5四球 防御率1.64
何よりも通算21登板の労働量が光る。直近3年間ではチームメイトのケンリー・ジャンセン(24登板)に次ぐ試合数だ。いずれの年もシーズン終盤に救援へ配置転換され、難しい役割に適応してきた。
今年は地区シリーズの5戦中4試合に登板し、第1、4戦はイニングまたぎ。第5戦は今年最速の95・6マイルを投じ、3者連続三振で仕留めてガッツポーズが飛び出すなどエンジン全開で滑り出したが、消化不良でメジャー4年目を終えた。
■年度別ポストシーズン投球成績(※
2017年:9試合 2勝2H 10.2回 被安打5 10奪三振 2四球 防御率0.84
2018年:8試合 1H 6.2回 被安打9 10奪三振 3四球 防御率4.05
2019年:4試合 1H 4.2回 被安打1 7奪三振 0四球 防御率0.00
通 算 :21試合 2勝2H 22回 被安打15 27奪三振 5四球 防御率1.64
何よりも通算21登板の労働量が光る。
今年は地区シリーズの5戦中4試合に登板し、第1、4戦はイニングまたぎ。第5戦は今年最速の95・6マイルを投じ、