いよいよ明日(現地10月12日、日本時間13日)からアメリカン・リーグ優勝決定シリーズ(ALCS)が始まる。今季107勝を挙げてメジャー最高勝率を記録したアストロズと103勝のヤンキースの対決。リーグ王者を決定するにふさわしいマッチアップとなった。
もっとも、地区シリーズの勝ち抜け方は対照的だった。ヤンキースはツインズとの史上初の300ホーマー打線対決に完勝。まったく危なげなくスウィープを飾った。一方、アストロズはジャスティン・バーランダー&ゲリット・コールの最強エースでレイズに2連勝するも、敵地でまさかの連敗。第5戦でコールが再び好投してALCSに駒を進めた。
両チームは2017年にもALCSで顔を合わせており、その時は4勝3敗でアストロズが勝利。その勢いのまま球団初の世界一へと駆け上がった。今回も激戦が予想される両チームの対戦を、3つの注目ポイントを整理していきたい。 ●投打のパワー対決はどちらの軍配?
最大の注目はやはりバーランダー&コールという球界屈指の本格派右腕コンビとヤンキース打線の対決だろう。アーロン・ジャッジ、ジャンカルロ・スタントン、ゲリー・サンチェスら球界屈指のパワーヒッターをそろえるヤンキース打線の最大の特徴は、4シームへの強さ。今季の対4シームのMLB平均が打率.249/長打率.419だったのに対し、ヤンキース打線は.282/.496と驚異的な成績を残している。
一方、バーランダーとコールの4シームの成績は以下の通り。
バーランダー 被打率.224 本塁打24 空振り率31.1%
コール 被打率.166 本塁打17 空振り率37.6%
(※空振り率は全スウィングに対する割合)
もっとも、地区シリーズの勝ち抜け方は対照的だった。ヤンキースはツインズとの史上初の300ホーマー打線対決に完勝。まったく危なげなくスウィープを飾った。一方、アストロズはジャスティン・バーランダー&ゲリット・コールの最強エースでレイズに2連勝するも、敵地でまさかの連敗。第5戦でコールが再び好投してALCSに駒を進めた。
両チームは2017年にもALCSで顔を合わせており、その時は4勝3敗でアストロズが勝利。その勢いのまま球団初の世界一へと駆け上がった。今回も激戦が予想される両チームの対戦を、3つの注目ポイントを整理していきたい。 ●投打のパワー対決はどちらの軍配?
最大の注目はやはりバーランダー&コールという球界屈指の本格派右腕コンビとヤンキース打線の対決だろう。アーロン・ジャッジ、ジャンカルロ・スタントン、ゲリー・サンチェスら球界屈指のパワーヒッターをそろえるヤンキース打線の最大の特徴は、4シームへの強さ。今季の対4シームのMLB平均が打率.249/長打率.419だったのに対し、ヤンキース打線は.282/.496と驚異的な成績を残している。
一方、バーランダーとコールの4シームの成績は以下の通り。
バーランダー 被打率.224 本塁打24 空振り率31.1%
コール 被打率.166 本塁打17 空振り率37.6%
(※空振り率は全スウィングに対する割合)