MLB

田中将大が強力アストロズ打線を6回0封で「#TanakaTime」がトレンド入り。“伝説左腕”コーファックスの記録も更新!

スラッガー編集部

2019.10.13

「#TanakaTime」が全米トレンド入りするなど、田中の好投に全米が湧いた。(C)Getty Images

 現地10月12日(日本時間13日)から幕を開けたアメリカン・リーグ優勝決定シリーズは、ヤンキースが7対0でアストロズに完勝。先発を任された田中将大が、打率&OPSでメジャー1位の強力打線を6回無失点1安打4奪三振と沈黙させた。

 わずか68球での完璧なピッチングに、「#TanakaTime」がツイッターのUSトレンド入り。文字通り"全米が熱狂"した。「タナカがまたやった!」「ポストシーズンのタナカは伝説級だ」との多くのファンが狂喜乱舞している。

 事実、田中のポストシーズンの成績は「伝説」を塗り替えている。今日の試合を含めてポストシーズンでは全7試合に先発して、すべての試合を2失点以下。ポストシーズン初登板から7試合連続2失点以下は、あの伝説の左腕サンディ・コーファックスの6試合を抜いてメジャー最長記録を更新した。コーファックスは、ドジャースが誇る最強投手。通算3度のサイ・ヤング賞&投手三冠、4年連続ノーヒッターを達成したこともある史上屈指の左腕投手だ。

 ちなみに、田中のポストシーズン通算防御率1.32は6先発以上の投手で歴代2位。登板が予想される本拠地ヤンキー・スタジアムでの第4戦で再び「Tanaka Time」が起こるのか。日本のみらず、全米が注目している。

構成●スラッガー編集部