圧巻の奪三振ショーだ。
現地時間3月14日、アメリカはアリゾナ州で行なわれたレッズとのオープン戦で、パドレスのダルビッシュ有が先発登板。3回を投げ、毎回の3奪三振を含む、無四球、無安打、無失点。3回に死球を与えてパーフェクトこそ逃したが、余裕すら感じさせるピッチングを披露した。
ライバルを寄せ付けない堂々たるパフォーマンスだった。初回に強打打者ニック・カステヤノスを三振に切って取る上々の滑り出しを見せたダルビッシュは、その後は最速96マイル(約155キロ)の速球と今春のキャンプで改良を重ねてきたスプリットやチェンジアップを効果的に使いながら、レッズ打線を圧倒。結果も内容も完璧な投球を見せつけた。
登板後の会見で本人も「もうできあがっている感じですし、全体的にはいいと思う」と手応えを口にしたピッチングを、現地メディアも絶賛している。
地元有力紙『San Diego Union Tribune』は、「ユウ・ダルビッシュが再び鋭さを見せつけている」と、ダルビッシュが今オープン戦で投げた5イニングで防御率0.00、さらに打たれたヒットもわずかに1本しかないことを紹介。さらに「この春はコントロールも大幅に改善され、K/BB(奪三振と与四球の比率)も7割近く向上している。もはや彼に何かを言う必要はない」と褒めちぎった。
【動画】ダルビッシュ本人が「自信になった」というスプリットでの奪三振シーンはこちら さらに米放送局『NBC』は、「今日の投球はダルビッシュからすれば、ありふれた結果だ」と、34歳のベテラン右腕の出来を独自のデータとともにレポートした。
「ダルビッシュは今日もエクセレントだった。死球を与えた以外は四球もヒットも許さず、パーフェクトだ。さらに3つの奪三振は全て空振りで、これは2020年のMLBトップ10に入る14.3%というキャリアハイの空振り率を誇ったベテランの右腕からすれば、ありふれた出来事にすぎない。当然の結果なのだ」
レッズ戦のピッチングを受け、『CBS』から「開幕投手の名誉を与えられるにふさわしい」とも報じられたダルビッシュ。次回は4イニング(60人との対戦を想定)を投げることを予定しているという“最強右腕”からは目が離せない。
構成●THE DIGEST編集部
現地時間3月14日、アメリカはアリゾナ州で行なわれたレッズとのオープン戦で、パドレスのダルビッシュ有が先発登板。3回を投げ、毎回の3奪三振を含む、無四球、無安打、無失点。3回に死球を与えてパーフェクトこそ逃したが、余裕すら感じさせるピッチングを披露した。
ライバルを寄せ付けない堂々たるパフォーマンスだった。初回に強打打者ニック・カステヤノスを三振に切って取る上々の滑り出しを見せたダルビッシュは、その後は最速96マイル(約155キロ)の速球と今春のキャンプで改良を重ねてきたスプリットやチェンジアップを効果的に使いながら、レッズ打線を圧倒。結果も内容も完璧な投球を見せつけた。
登板後の会見で本人も「もうできあがっている感じですし、全体的にはいいと思う」と手応えを口にしたピッチングを、現地メディアも絶賛している。
地元有力紙『San Diego Union Tribune』は、「ユウ・ダルビッシュが再び鋭さを見せつけている」と、ダルビッシュが今オープン戦で投げた5イニングで防御率0.00、さらに打たれたヒットもわずかに1本しかないことを紹介。さらに「この春はコントロールも大幅に改善され、K/BB(奪三振と与四球の比率)も7割近く向上している。もはや彼に何かを言う必要はない」と褒めちぎった。
【動画】ダルビッシュ本人が「自信になった」というスプリットでの奪三振シーンはこちら さらに米放送局『NBC』は、「今日の投球はダルビッシュからすれば、ありふれた結果だ」と、34歳のベテラン右腕の出来を独自のデータとともにレポートした。
「ダルビッシュは今日もエクセレントだった。死球を与えた以外は四球もヒットも許さず、パーフェクトだ。さらに3つの奪三振は全て空振りで、これは2020年のMLBトップ10に入る14.3%というキャリアハイの空振り率を誇ったベテランの右腕からすれば、ありふれた出来事にすぎない。当然の結果なのだ」
レッズ戦のピッチングを受け、『CBS』から「開幕投手の名誉を与えられるにふさわしい」とも報じられたダルビッシュ。次回は4イニング(60人との対戦を想定)を投げることを予定しているという“最強右腕”からは目が離せない。
構成●THE DIGEST編集部