いよいよ2021年のプロ野球が開幕する。頂点を目指す12球団それぞれの浮沈を左右するキーポイントとは一体どこなのか。注目選手も含め、球団ごとに見ていこう。
【2020年成績】
勝敗:60勝53敗7分(2位)
得点:494(4位)
失点:460(2位)
得失点差:+34(2位)
【展望】
昨季は開幕ダッシュに失敗したものの、最終的には巨人に次いでリーグ2位。迎えた今季は大物新人の佐藤輝明が驚異のオープン戦成績を残し、藤浪晋太郎に本格復活の兆候が見られるなど明るい話題が多く、「今年こそ優勝」という期待感にあふれている。3年前に最下位の戦力を受け継ぎ、3位、2位と順位を上げてきた矢野燿大監督が推し進めた明るい雰囲気づくりも浸透。打倒巨人の一番手であることは間違いない。
●“令和の猛虎打線”で得点量産なるか
広い甲子園球場を本拠にしていることもあり、長打力不足が長年の課題だったが、昨季は大山悠輔がリーグ2位タイの28本塁打を放ち、待望の和製大砲が誕生。チーム全体で見ても、2019年の1試合平均0.66本から0.92本にまで増えた。ここに佐藤や合流が遅れているロハス・ジュニアが加わることで、打線の破壊力はさらに増す可能性を秘める。2年連続で盗塁王を獲得した近本光司らを擁し、機動力も意外に使える。
最後にリーグ優勝を果たした05年は赤星憲広が盗塁王、今岡誠が打点王、金本知憲が打率.327、40本塁打に加えてリーグベストのOPS1.044を記録し、チームとしてはリーグ最多の731得点を叩き出した。近本、大山、佐藤らを擁する“令和の猛虎打線”が36年ぶり日本一への必須条件だ。
【2020年成績】
勝敗:60勝53敗7分(2位)
得点:494(4位)
失点:460(2位)
得失点差:+34(2位)
【展望】
昨季は開幕ダッシュに失敗したものの、最終的には巨人に次いでリーグ2位。迎えた今季は大物新人の佐藤輝明が驚異のオープン戦成績を残し、藤浪晋太郎に本格復活の兆候が見られるなど明るい話題が多く、「今年こそ優勝」という期待感にあふれている。3年前に最下位の戦力を受け継ぎ、3位、2位と順位を上げてきた矢野燿大監督が推し進めた明るい雰囲気づくりも浸透。打倒巨人の一番手であることは間違いない。
●“令和の猛虎打線”で得点量産なるか
広い甲子園球場を本拠にしていることもあり、長打力不足が長年の課題だったが、昨季は大山悠輔がリーグ2位タイの28本塁打を放ち、待望の和製大砲が誕生。チーム全体で見ても、2019年の1試合平均0.66本から0.92本にまで増えた。ここに佐藤や合流が遅れているロハス・ジュニアが加わることで、打線の破壊力はさらに増す可能性を秘める。2年連続で盗塁王を獲得した近本光司らを擁し、機動力も意外に使える。
最後にリーグ優勝を果たした05年は赤星憲広が盗塁王、今岡誠が打点王、金本知憲が打率.327、40本塁打に加えてリーグベストのOPS1.044を記録し、チームとしてはリーグ最多の731得点を叩き出した。近本、大山、佐藤らを擁する“令和の猛虎打線”が36年ぶり日本一への必須条件だ。