プロ野球

【セ6球団・開幕スタメン予想】阪神の新人大砲・佐藤は何番を打つ?中日・根尾も初の開幕スタメン出場が濃厚

SLUGGER編集部

2021.03.25

オープン戦で6本塁打の佐藤(右)は果たして何番を打つのか? 初の開幕スタメンとなる根尾(左上)や、巨人の「二番問題」解決が見込まれる若林(左下)にも注目だ。写真:山手琢也(佐藤、若林)、田中研治(根尾)

 いよいよ3月26日に開幕を迎える2021年のプロ野球。各球団の開幕オーダーはどのような陣容になるのか。セ・リーグ6球団の最新事情を確認しておこう。

●巨人
1(右) 梶谷隆幸 
2(左) 若林晃弘 
3(遊) 坂本勇人 
4(三) 岡本和真
5(中) 丸佳浩     
6(捕) 大城卓三 
7(一) 中島宏之 
8(二) 吉川尚輝 
9(投) 菅野智之 

 1番はFAで新加入の梶谷の起用が有力で、クリーンナップは坂本、岡本、丸で不動。間を埋める2番が懸案事項だったが、オープン戦で若林が打率・本塁打・打点・OPSすべてでチームトップの数字を残す猛アピールを見せた。7・8番は、相手DeNA先発が左腕の濵口遥大ということもあり、昨季対左腕で強さを発揮した中島と吉川になるか。
 
●阪神
1(中) 近本光司 
2(二) 糸原健斗 
3(一) マルテ 
4(三) 大山悠輔
5(左) サンズ 
6(右) 佐藤輝明 
7(捕) 梅野隆太郎 
8(遊) 木浪聖也 
9(投) 藤浪晋太郎 

 最大の注目点は、史上初のオープン戦新人本塁打王となった佐藤の打順。いきなりクリーンナップ起用もあり得るかと思われたが、井上一樹ヘッドコーチは「シーズンに入っていけばベストは6番」との考えを示している。新外国人のロハス・ジュニアは来日が遅れているが、サンズとマルテの両外人はオープン戦で好調。大山と3人でクリーンアップ起用が濃厚だ。

●中日
1(中) 大島洋平
2(二) 阿部寿樹
3(三) 高橋周平
4(一) ビシエド
5(右) 平田良介
6(遊) 京田陽大
7(捕) 木下拓哉
8(左) 根尾昴
9(投) 福谷浩司

 昨年は1番・大島、2番・京田の組み合わせが多かったが、与田剛監督は「攻撃的2番」構想を掲げており、阿部の起用が有力だ。3番に入る高橋は、広島の開幕投手・大瀬良大地との相性がいい。新外国人のガーバーの来日が遅れたているレフトには、高卒3年目の根尾が初の開幕スタメンに抜擢されることが有力。14年目ぶりに古巣復帰を果たした福留孝介は代打として出番を待つことになりそうだ。