まさに、“リアル二刀流”とはこのことを指すのだろう。
大谷翔平は現地時間4月4日、本拠地で行われたシカゴ・ホワイトソックス戦に「2番・投手」で先発出場。投手が2番で出場するのはメジャー118年ぶりのことであり、全米中継がされたこの試合でどんなパフォーマンスを見せるのか大きな注目が集まった。そして大谷は、その期待に見事応えてみせる。
初回、大谷は2019年の首位打者ティム・アンダーソンを二ゴロに仕留めると、2番のアダム・イートンの打席で100.6マイル(161.9キロ)を計測。これは今シーズン、先発投手が投じた4シームではメジャー最速を更新した。
それだけではない。その裏に打席に立った大谷は、相手先発の97マイル(約156キロ)
の速球を強振すると、誰もが「いった!」と目を丸くする完璧なホームランとなったのだ。そしてこの一発の打球速度115.2マイル(約185.4キロ)は、スタットキャスト導入後ではマイク・トラウトの球団新記録を更新。さらに今季、この打球速度以上で本塁打となった打球はなく、まさに規格外のアーチだったというわけだ。
2回に2つの三振を奪った大谷は、3回にこの日初めてのヒットを許すと、2死から初回に100.6マイルを記録したイートンを打席に迎える。そして5球目、何と101.1マイル(約162.7キロ)をマークしてメジャー移籍後では自己最速もマークした。
まさに怪物。果たしてこのまま快投を続けて勝利投手になれるのか、注目したい。
構成●THE DIGEST編集部
大谷翔平は現地時間4月4日、本拠地で行われたシカゴ・ホワイトソックス戦に「2番・投手」で先発出場。投手が2番で出場するのはメジャー118年ぶりのことであり、全米中継がされたこの試合でどんなパフォーマンスを見せるのか大きな注目が集まった。そして大谷は、その期待に見事応えてみせる。
初回、大谷は2019年の首位打者ティム・アンダーソンを二ゴロに仕留めると、2番のアダム・イートンの打席で100.6マイル(161.9キロ)を計測。これは今シーズン、先発投手が投じた4シームではメジャー最速を更新した。
それだけではない。その裏に打席に立った大谷は、相手先発の97マイル(約156キロ)
の速球を強振すると、誰もが「いった!」と目を丸くする完璧なホームランとなったのだ。そしてこの一発の打球速度115.2マイル(約185.4キロ)は、スタットキャスト導入後ではマイク・トラウトの球団新記録を更新。さらに今季、この打球速度以上で本塁打となった打球はなく、まさに規格外のアーチだったというわけだ。
2回に2つの三振を奪った大谷は、3回にこの日初めてのヒットを許すと、2死から初回に100.6マイルを記録したイートンを打席に迎える。そして5球目、何と101.1マイル(約162.7キロ)をマークしてメジャー移籍後では自己最速もマークした。
まさに怪物。果たしてこのまま快投を続けて勝利投手になれるのか、注目したい。
構成●THE DIGEST編集部