”怪物”は、やはり”怪物”だった。
ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は現地時間4月4日、シカゴ・ホワイトソックス戦に「2番・投手」で出場。大谷が渡米後、投打同時に出場するのは初のこと。それだけではない。MLBでも、「2番・投手」は1902年9月1日のワッティー・リー、1903年9月7日のジャック・ダンリービー以来118年ぶり史上3人目のことだった。
大事な初回のマウンド、スライダーは抜けながらも4シームは最速100.6マイル(161.9キロ)を計測するなど圧巻のスピードを計測。切れ味鋭いスプリッターで空振り三振も記録するなど上々の立ち上がりとなった。
そしてその裏、さらなる衝撃が待っていた。
1死後、2番・大谷に打席が回るとその初球。97マイル(156キロ)の速球を一閃すると、打球はそれと分かる完璧なホームランとなって右中間スタンドへと消えていった。エンジェルスの投手の本塁打は、1972年のフライド・ライト以来49年ぶりという歴史的な一発だった。
そしてもう一つ、大谷は球団記録を更新した。飛距離451フィート(約137.5メートル)の一発は打球初速115.2マイル(約185.4キロ)をマーク。これはMVP3回を誇るマイク・トラウトが2018年6月11日に記録した115.0マイル(約185.1キロ)を抜き、スタットキャスト導入後の球団新記録となっている。
2回には2つの三振を記録して最高の滑り出しとなった。やはりこの男、底が知れない。
構成●THE DIGEST編集部
ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は現地時間4月4日、シカゴ・ホワイトソックス戦に「2番・投手」で出場。大谷が渡米後、投打同時に出場するのは初のこと。それだけではない。MLBでも、「2番・投手」は1902年9月1日のワッティー・リー、1903年9月7日のジャック・ダンリービー以来118年ぶり史上3人目のことだった。
大事な初回のマウンド、スライダーは抜けながらも4シームは最速100.6マイル(161.9キロ)を計測するなど圧巻のスピードを計測。切れ味鋭いスプリッターで空振り三振も記録するなど上々の立ち上がりとなった。
そしてその裏、さらなる衝撃が待っていた。
1死後、2番・大谷に打席が回るとその初球。97マイル(156キロ)の速球を一閃すると、打球はそれと分かる完璧なホームランとなって右中間スタンドへと消えていった。エンジェルスの投手の本塁打は、1972年のフライド・ライト以来49年ぶりという歴史的な一発だった。
そしてもう一つ、大谷は球団記録を更新した。飛距離451フィート(約137.5メートル)の一発は打球初速115.2マイル(約185.4キロ)をマーク。これはMVP3回を誇るマイク・トラウトが2018年6月11日に記録した115.0マイル(約185.1キロ)を抜き、スタットキャスト導入後の球団新記録となっている。
2回には2つの三振を記録して最高の滑り出しとなった。やはりこの男、底が知れない。
構成●THE DIGEST編集部