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大谷翔平は投打でメジャー"最強"。161.9キロは先発投手最速&本塁打の打球速度も最速!

THE DIGEST編集部

2021.04.05

投打で大活躍を見せる大谷。そのすごさをデータから見てみよう! (C)Getty Images

 まさに、"リアル二刀流"とはこのことを指すのだろう。

 大谷翔平は現地時間4月4日、本拠地で行われたシカゴ・ホワイトソックス戦に「2番・投手」で先発出場。投手が2番で出場するのはメジャー118年ぶりのことであり、全米中継がされたこの試合でどんなパフォーマンスを見せるのか大きな注目が集まった。そして大谷は、その期待に見事応えてみせる。

 初回、大谷は2019年の首位打者ティム・アンダーソンを二ゴロに仕留めると、2番のアダム・イートンの打席で100.6マイル(161.9キロ)を計測。これは今シーズン、先発投手が投じた4シームではメジャー最速を更新した。
 
 それだけではない。その裏に打席に立った大谷は、相手先発の97マイル(約156キロ)
の速球を強振すると、誰もが「いった!」と目を丸くする完璧なホームランとなったのだ。そしてこの一発の打球速度115.2マイル(約185.4キロ)は、スタットキャスト導入後ではマイク・トラウトの球団新記録を更新。さらに今季、この打球速度以上で本塁打となった打球はなく、まさに規格外のアーチだったというわけだ。

 2回に2つの三振を奪った大谷は、3回にこの日初めてのヒットを許すと、2死から初回に100.6マイルを記録したイートンを打席に迎える。そして5球目、何と101.1マイル(約162.7キロ)をマークしてメジャー移籍後では自己最速もマークした。

 まさに怪物。果たしてこのまま快投を続けて勝利投手になれるのか、注目したい。

構成●THE DIGEST編集部
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