エンジェルスの大谷翔平が米球界に新たな衝撃を与えた。現地時間4月4日、ホワイトソックス戦に「2番・投手」で先発出場した日本の至宝は、投げては5回途中2安打3失点に抑え、打っては第1打席で目の覚めるような特大のホームランを放った。
メジャーのレギュラーシーズンでは初めて実現した大谷の“リアル二刀流”は、初陣でいきなり猛威をふるった。なかでも鮮烈だったのが、初回のパフォーマンスだ。1回表に、今シーズンのメジャー先発投手で最速となる100.6マイル(約161.9キロ)をマークすると、その裏の第1打席では97マイル(約156キロ)の高めのストレートを完璧に捕らえ、ライトスタンドへ451フィート(137メートル)の大きな一発をかっ飛ばしたのである。
初回に魅せた規格外のプレーの連続に、海外メディアも驚きと称賛の言葉を並べた。米スポーツメディア『NESN』は、その衝撃の大きさと、今後に対する期待を綴っている。
「腕とバットで、完全に常軌を逸したイニングだった。彼はMLBのファンに、記憶しておくべきイニングを与えた。残された我々は、投打両方の出場が2021年の間ずっと、当たり前の出来事になることを期待している」
【動画】450フィートの特大アーチ! 大谷翔平の豪快すぎるホームランはこちら 米国最古の新聞とも言われる『NEW YORK POST』も、投打で出色のパフォーマンスを見せつけた大谷に「最もクレイジーなイニングの1つを残した。彼は我々を魅了し続けている。このエンジェルスのスターは、投打両面で恐ろしい、異常なスキルをすぐに見せつけた」と舌を巻き、米メディア『UPROXX』も、「シーズン最初の先発の最中に、月に向かって打球を放った」という見出しを打った特集記事内で、球史に名を残さんと邁進する26歳のポテンシャルに最大級の賛辞を送っている。
「二刀流スターの素晴らしい才能の煌めきは、彼を野球というスポーツにおいて可能な限りの類まれな選手にしている。100マイル(約161キロ)に達し、90マイル(約145キロ)前半の不気味な変化球を混ぜることのできる投手はオオタニだけではないが、あれもこれもできるのはオオタニだけだ。マンモスホームランを放つことで、彼は2番起用の決断にも報いた。
つまりは、この男はばかげているのだ。我々が望むことは、フルシーズン彼が才能を披露することだ。なぜならそれは、少なくとも長い間、もしかするとこれまで一度も野球界が見たことのないものだからだ」
投打にメジャーを驚かせた2018年のルーキーイヤーも、1試合でその両方をこなしたことはなかった大谷。さらなる進化を遂げた4年目の“怪物”は、この先、どんなことをやってのけるのか――。期待は高まる一方だ。
構成●THE DIGEST編集部
メジャーのレギュラーシーズンでは初めて実現した大谷の“リアル二刀流”は、初陣でいきなり猛威をふるった。なかでも鮮烈だったのが、初回のパフォーマンスだ。1回表に、今シーズンのメジャー先発投手で最速となる100.6マイル(約161.9キロ)をマークすると、その裏の第1打席では97マイル(約156キロ)の高めのストレートを完璧に捕らえ、ライトスタンドへ451フィート(137メートル)の大きな一発をかっ飛ばしたのである。
初回に魅せた規格外のプレーの連続に、海外メディアも驚きと称賛の言葉を並べた。米スポーツメディア『NESN』は、その衝撃の大きさと、今後に対する期待を綴っている。
「腕とバットで、完全に常軌を逸したイニングだった。彼はMLBのファンに、記憶しておくべきイニングを与えた。残された我々は、投打両方の出場が2021年の間ずっと、当たり前の出来事になることを期待している」
【動画】450フィートの特大アーチ! 大谷翔平の豪快すぎるホームランはこちら 米国最古の新聞とも言われる『NEW YORK POST』も、投打で出色のパフォーマンスを見せつけた大谷に「最もクレイジーなイニングの1つを残した。彼は我々を魅了し続けている。このエンジェルスのスターは、投打両面で恐ろしい、異常なスキルをすぐに見せつけた」と舌を巻き、米メディア『UPROXX』も、「シーズン最初の先発の最中に、月に向かって打球を放った」という見出しを打った特集記事内で、球史に名を残さんと邁進する26歳のポテンシャルに最大級の賛辞を送っている。
「二刀流スターの素晴らしい才能の煌めきは、彼を野球というスポーツにおいて可能な限りの類まれな選手にしている。100マイル(約161キロ)に達し、90マイル(約145キロ)前半の不気味な変化球を混ぜることのできる投手はオオタニだけではないが、あれもこれもできるのはオオタニだけだ。マンモスホームランを放つことで、彼は2番起用の決断にも報いた。
つまりは、この男はばかげているのだ。我々が望むことは、フルシーズン彼が才能を披露することだ。なぜならそれは、少なくとも長い間、もしかするとこれまで一度も野球界が見たことのないものだからだ」
投打にメジャーを驚かせた2018年のルーキーイヤーも、1試合でその両方をこなしたことはなかった大谷。さらなる進化を遂げた4年目の“怪物”は、この先、どんなことをやってのけるのか――。期待は高まる一方だ。
構成●THE DIGEST編集部