26歳のサムライ戦士が歴史的偉業を成し遂げた。
現地時間4月4日に行なわれたホワイトソックス戦で、エンジェルスの大谷翔平は「2番・投手」で先発。レギュラーシーズンではメジャー118年ぶりとなる“リアル二刀流”としてマウンドに立った。
まさに初回から“ショウタイム”だった。1回表に相手の2番アダム・イートンに100.6マイル(約161.9キロ)の速球を投じて会場を沸かせた大谷は、その裏に巡ってきた第1打席で、ホワイトソックスの先発ディラン・シーズが投げた初球、高めに浮いた97マイル(約156キロ)の速球を強振。右中間スタンドへと消える137メートルの特大アーチを放ったのだ。
この一発でギアが上がったのか、大谷は3回に再びイートンにメジャー移籍後では自己最速となる101.1マイル(約162.7キロ)の剛速球を投じて、エンジェルス・ファンを大いに沸かせた。
5回にホームベースにカバーに入った際に相手走者のスパイクを左足に受け、負傷交代を余儀なくされるやや不安な幕切れにはなったが、投打で出色のパフォーマンスを見せた大谷には地元メディアも驚嘆している。
地元放送局『CBS』は、負傷交代について「ネガティブかつ奇妙な結末だった」と綴りながらも、「真の二刀流スターの本領を我々は目撃した」と投打における活躍ぶりを絶賛した。
【動画】450フィートの特大アーチ! 大谷翔平の豪快すぎるホームランはこちら 「我々はオオタニというスターを認めざるを得ない。彼が同じ試合で101マイルの速球を投げ、450フィートもボールをかっ飛ばせるなんて一体誰が想像していただろう。誰もが過大評価だと言ってきたはずだ」
また、米スポーツ専門放送局『ESPN』は、「オオタニによる歴史的な夜はやや辛酸な形で終わった」と交代劇を嘆いた。
「この日がレギュラーシーズンで初マウンドだったオオタニは、今シーズンのメジャー先発投手陣のなかで最速の101マイルの剛速球でイートンを抑え、打っては時速115マイルの打球をライトスタンドに入れる今シーズン最も印象的なバッティングを見せた。まさに爽快な夜だったが、アブレイユとの接触でほろ苦い形で終わってしまった」
試合後にペリー・ミナシアンGMは、「ショウヘイは大丈夫。ただ少し痛みがあり、明日再検査を行なう。接触プレーでの怪我による降板ではない」と大事に至らなかったと明らかにした。
今後は体力的な点も考慮されて二刀流を継続するであろう大谷。このメジャー史に残る挑戦からは今後も目が離せない。
構成●THE DIGEST編集部
現地時間4月4日に行なわれたホワイトソックス戦で、エンジェルスの大谷翔平は「2番・投手」で先発。レギュラーシーズンではメジャー118年ぶりとなる“リアル二刀流”としてマウンドに立った。
まさに初回から“ショウタイム”だった。1回表に相手の2番アダム・イートンに100.6マイル(約161.9キロ)の速球を投じて会場を沸かせた大谷は、その裏に巡ってきた第1打席で、ホワイトソックスの先発ディラン・シーズが投げた初球、高めに浮いた97マイル(約156キロ)の速球を強振。右中間スタンドへと消える137メートルの特大アーチを放ったのだ。
この一発でギアが上がったのか、大谷は3回に再びイートンにメジャー移籍後では自己最速となる101.1マイル(約162.7キロ)の剛速球を投じて、エンジェルス・ファンを大いに沸かせた。
5回にホームベースにカバーに入った際に相手走者のスパイクを左足に受け、負傷交代を余儀なくされるやや不安な幕切れにはなったが、投打で出色のパフォーマンスを見せた大谷には地元メディアも驚嘆している。
地元放送局『CBS』は、負傷交代について「ネガティブかつ奇妙な結末だった」と綴りながらも、「真の二刀流スターの本領を我々は目撃した」と投打における活躍ぶりを絶賛した。
【動画】450フィートの特大アーチ! 大谷翔平の豪快すぎるホームランはこちら 「我々はオオタニというスターを認めざるを得ない。彼が同じ試合で101マイルの速球を投げ、450フィートもボールをかっ飛ばせるなんて一体誰が想像していただろう。誰もが過大評価だと言ってきたはずだ」
また、米スポーツ専門放送局『ESPN』は、「オオタニによる歴史的な夜はやや辛酸な形で終わった」と交代劇を嘆いた。
「この日がレギュラーシーズンで初マウンドだったオオタニは、今シーズンのメジャー先発投手陣のなかで最速の101マイルの剛速球でイートンを抑え、打っては時速115マイルの打球をライトスタンドに入れる今シーズン最も印象的なバッティングを見せた。まさに爽快な夜だったが、アブレイユとの接触でほろ苦い形で終わってしまった」
試合後にペリー・ミナシアンGMは、「ショウヘイは大丈夫。ただ少し痛みがあり、明日再検査を行なう。接触プレーでの怪我による降板ではない」と大事に至らなかったと明らかにした。
今後は体力的な点も考慮されて二刀流を継続するであろう大谷。このメジャー史に残る挑戦からは今後も目が離せない。
構成●THE DIGEST編集部