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ダルビッシュ、今季初勝利はお預けも6回1失点でQS達成! 7Kの圧巻奪三振ショー

THE DIGEST編集部

2021.04.07

見事なピッチングを見せたダルビッシュ。今後にも期待できそうだ。(C)Getty Images

見事なピッチングを見せたダルビッシュ。今後にも期待できそうだ。(C)Getty Images

 サンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有は現地時間4月6日、本拠地で行われたサンフランシスコ・ジャイアンツ戦に先発。6回(89球)を投げて被安打3、1失点、与四球1、7奪三振を記録するなど快投を見せた。

 開幕戦では制球がまとまらず、あと1死のところで勝利投手を逃したダルビッシュ。しかし、この日は序盤からエンジン全開だった。先頭打者を2球で追い込むと、3球でこの日最初の奪三振をマーク。さらに2番も三振に打ち取り、2者連続Kという順調な立ち上がりとなった。
 
 2回も2つの三振を奪う三者凡退を見せていたが、3回、先頭のブランドン・クロフォードに半速球を捉えられて被弾。相手に先制を許してしまった。しかし、ここから2連続三振と立ち直り、3回で早くも6つ目の奪三振を記録。

 4回も三振一つで三者凡退に抑えた5回、前回崩れたイニングは先頭打者にヒットを許し、ここで被弾したクロフォードを迎える。同じカウント1-1からの3球目、今度はカーブを打たせると一塁ゴロでの併殺打。勝利投手に向けて大事なイニングをゼロに抑えた。

 エースに勝ち星をつけたい打線だが、初回から3回までヒットは出るものの1点を加えるのみ。6回を終えて1対1となり、ダルビッシュは好投むなしく今季初勝利とはならなかった。しかし、今季初のQS(6イニング以上を投げて自責点3以下)を記録するなど、次戦に期待が持てる内容だった。

構成●THE DIGEST編集部
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