専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
MLB

大谷翔平の“脅威”になる!? 今季MVP候補筆頭トラウトの「隣の小学校まで飛んだ」特大HRに驚嘆の声!

THE DIGEST編集部

2021.04.09

桁違いのパワーを見せつけたトラウト。その驚愕の一発に賛辞が相次いでいる。(C)Getty Images

桁違いのパワーを見せつけたトラウト。その驚愕の一発に賛辞が相次いでいる。(C)Getty Images

 さすがは米球界屈指のスラッガーである。

 現地時間4月8日に行なわれたブルージェイズ戦だ。3-3の同点で迎えた5回、エンジェルスの主砲マイク・トラウトが距離444フィート(約135メートル)の特大3号ソロホームランを放った。

 コロナ禍にあって、ゲームはブルージェイズがキャンプ期間中に使用するタンパのTDボールパークで開催。その一戦で、トラウトが桁違いのパワーを見せつけたのだ。注目された大谷翔平が相手先発ロス・ストリップリングの外角攻めに苦しみ、三振に切って取られた直後の打席である。高めに浮いた直球を強振すると、打球はあっという間にレフトスタンドの彼方へと飛んでいった。

 暗闇に消えていった大飛球に、米国の記者陣もさっそく反応。地元紙『LA Times』のエンジェルス番であるジャック・ハリス記者は「マイク・トラウトの本塁打は小学校に着弾したと思う」と、近隣にあるカーティス・ファンダンメンタル小学校にまで打球が到達したと予想した。ちなみに実際にそこまでボールが届いていたとすれば、135メートルはゆうに超える計算となる。

 また、MLB公式のレット・ボリンジャー記者も「トラウトのホームランは小学校を間違いなく襲った」と驚きを持って伝え、3試合連続ホームランと絶好調のスラッガーを「誰も止めることはできないだろう」と称えた。

【動画】隣の小学校まで飛んだ!? トラウトが放った驚愕の特大ホームランはこちら
 持ち前の打撃センスを遺憾なく発揮したトラウトには、百戦錬磨の名将であるエンジェルスのジョー・マッドン監督も「本当に卓越したプレーヤーとであることを証明している」と持ち上げ、淡々と次のように続けた。

「幸運なことに夕方だったから、学校には誰もいなかったみたいだね。もしも誰かいたら危険だったかもしれないよ(笑)。キャンプを終えた当初の彼はあまり良くなかったけど、打撃コーチとみっちり練習に取り組んだ。だから、(現在の好調も)その結果に過ぎないんだ。彼の能力を考えてもなんら驚くことではないね。彼はいままで通りにやっているだけだよ」

 開幕前から今シーズンのアメリカン・リーグにおけるMVP候補筆頭と目されているトラウト。そんな“最強のチームメイト”の存在は、米メディアで同じくMVP候補に推される大谷にとっても脅威と言えるだろう。

構成●THE DIGEST編集部
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号