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ダルビッシュ有、四死球4と苦しみながらも5回1失点と好投。前回敗れたカーショウにリベンジなるか!?

SLUGGER編集部

2021.04.24

これまでの4登板では四死球わずか6だったが、この日は一気に4つ。やや制球に苦しみながらも1失点に抑えた。(C)Getty Images

これまでの4登板では四死球わずか6だったが、この日は一気に4つ。やや制球に苦しみながらも1失点に抑えた。(C)Getty Images

 サンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有は現地時間4月23日、敵地で行われたロサンゼルス・ドジャース戦に先発。5回を終えて3安打1失点、2四球5奪三振で勝ち投手の権利を得ている。

 4月17日の前回登板に続き、2登板連続でドジャースのエース、クレイトン・カーショウとの対戦。前回は7回1失点9奪三振と好投したダルビッシュだが、今回は四球と死球がともに2つと制球に苦しみながらも大崩れしない粘り強いピッチングを見せた。

 初回は変化球が高めに浮き気味で、先頭のムーキー・ベッツにいきなり三塁線を破るツーベースを打たれる。ベッツは続く2番コリー・シーガーの一塁ゴロの間に三塁まで進み、4番マックス・マンシーのタイムリーで先制点を許してしまう。

 だが、2回表にパドレスの5番ウィル・マイヤーズがレフトスタンドへ同点ホームランを叩き込み、早くも試合は振り出しへ。さらに3回表にはフェルナンド・タティースJr.もレフト上段へ特大の当たりを放って勝ち越しに成功する。
 
 ダルビッシュも打線の援護に応えて、2回以降は好投。ストレート中心に切り替えて、粘り強いピッチングで失点を許さない。3回には2死一、三塁のピンチを背負うも、エドウィン・リオスを96.3マイル(約155キロ)の速球で三球三振に打ち取って切り抜けた。

 4回はこの日初めての三者凡退。この直後にタティースJr.の2打席連続本塁打が出てパドレスがリードを広げる。5回にはカーショウに初球打ちでレフト前ヒットを打たれるも、次打者ベッツのレフト前に落とすかと思われた当たりを、左翼手トミー・ファムがノーバウンドで好捕。スタートしていたカーショウも一塁へ戻れず見事に併殺となった。味方のファインプレーに助けられたダルビッシュはシーガーをショートフライに打ち取って5回を投げ切った。

 5回終了時点では、3-1でパドレスがリード。このままドジャース打線を抑え込み、前回黒星を付けられたカーショウにリベンジすることができるだろうか。

構成●SLUGGER編集部

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