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「彼が持ち出したんだ」大谷翔平、自ら志願したメジャー初の“左翼守備”を指揮官が称賛!「本当に素晴らしい選手」

THE DIGEST編集部

2021.04.25

日本ハム時代の2014年以来、2478日ぶりとなる外野守備についた大谷。(C)Getty Images

 サムライ戦士の柔軟な対応に指揮官から賛辞が送られている。

 現地4月24日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、敵地でのヒューストン・アストロズ戦に「2番・DH」で先発出場。第2打席の3回には、今季第6号のホームランを放つなど、4打数1安打1打点と活躍を見せた。

 チームは2ー16で大敗を喫したものの、この日の大谷は守備でも見せ場を作った。11点ビハインドの8回裏、エンジェルスは左翼を守っていたアンソニー・ベンブームを投手で起用。大谷は指名打者を解除し、メジャー4年目で初となる左翼に就いた。守備機会は1度のみだったが、左翼線への二塁打を無難に処理した。
 
 エンジェルスのジョー・マッドン監督は試合後、この"奇策"について「あれは緊急的(な動き)だった」と振り返り、柔軟に対応した大谷を「本当に素晴らしいアスリートだ」と称賛。「必要に迫られてのことで計画の一部にはなかったが、私は彼にできると言ったよ」と、決断した際のエピソードを明かしている。

 さらに、左翼守備は大谷自らが志願したようで、マッドン監督は「実のところ(オオタニが)持ち出してきたんだ。私は違うことをしようと思っていたからね」とコメント。これを実行へと移した結果、「彼が左翼を守ってもいいと言ったから楽になったよ」と、良い方向へ向かったようだ。

 開幕から傑出した存在感でファンを魅了し続ける大谷。今後もそのパフォーマンスに注目が集まる。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】大谷翔平の「速すぎる」今季第6号ホームランシーンはこちら!
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