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大谷翔平の開幕ロケットスタートを米紙が「信じられない」と高評!「二刀流はオオタニにしかできない芸当」

THE DIGEST編集部

2021.04.29

好調が続く大谷。そのパフォーマンスには米紙も賛辞を贈らざるを得ないようだ。(C)Getty Images

 メジャーリーグの開幕からはや1か月。ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、世界中の野球ファンから熱視線を注がれ続けている。

 現地時間4月26日、敵地で行なわれたテキサス・レンジャーズ戦に「2番・投手」で先発出場し、"リアル二刀流"で異彩を放った。投げては初回に4点を失いながらも5回3安打2四球、毎回の9奪三振をマークし、打っては3打数2安打2打点3得点と躍動した。

 仲間からも9点の援護を受け、実に1072日ぶりの勝利投手となった大谷。先発投手が9人以上の打者を打ち取り、2安打と3得点に絡んだのは、1961年6月11日のクリーブランド・インディアンス戦でルイス・ティアント(カンザスシティ・ロイヤルズ)が達成して以来の快挙だった。

 エンジェルスを率いる名将ジョー・マッドンも「彼のプレーを見て面白いと感じないなら、野球の試合を見て面白いとは感じられない」と絶賛する。そんな大谷の傑物ぶりには、あらゆる賛辞が寄せられている。

 現地時間4月28日、米紙『USA Today』は、開幕1か月でのあらゆる出来事をまとめた特集記事を掲載。その事象に「Incredible(信じられない)」と「Terrible(ひどい)」のどちらかで評した。

【動画】大谷翔平1072日ぶりの勝利投手!圧巻9Kハイライトはこちら
 大谷は、もちろん「Incredible(信じられない)」と高評される。同紙は「この4月のMLBは奇抜な出来事で溢れかえっていた。そのなかでも欠かせないのが、二刀流スターのショウヘイ・オオタニだ」と論じた。

「ホームランランクでアメリカン・リーグをリードし、自らの打点によって生まれた得点を、自ら先発投手として守れるスターが他のどこにいるだろうか。それは現代においてはオオタニにしかできない芸当である」

 連日のように活躍を続ける大谷。その出色のパフォーマンスは、「Incredible(信じられない)」ものとなっている。

構成●THE DIGEST編集部
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