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「彼は本当にスマートだ!」大谷翔平の“昨季越え弾”を名将マッドンもベタ褒め!「試合の中で修正している」

THE DIGEST編集部

2021.05.02

4試合ぶりのソロアーチで敵地を沸かせた大谷。開幕から1か月で昨季記録の7本塁打をあっさりと上回った。(C)Getty Images

 猛打を振るう26歳に指揮官が感嘆の声を漏らした。

 現地4月30日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、敵地で行なわれたシアトル・マリナーズ戦に「2番・DH」で先発出場。4打数1安打1打点で、昨季の本塁打数を超える8号ソロを放つなど、チームが4-7で敗れた中でも数少ない見せ場を作った。

【動画】大谷翔平、マリナーズ戦で特大第8号アーチ! 打った瞬間の一発はこちらでチェック

 相手先発のクリス・フレクセンと対峙した第1打席はレフトフライに凡退し、3回表の第2打席でリベンジを狙った大谷。1ストライクから82マイル(約131キロ)のチェンジアップを軽く合わせると、その打球はぐんぐんと伸びてライトスタンドへ。一時勝ち越しの貴重な一発となった。
 
 地元紙『LA Times』によると、開幕から好調の大谷に対して「各球団はオフスピード・ピッチ(特にチェンジアップ)を多用し始めていた」という。さらに、凡退となった第1打席についても、この作戦が「功を奏した」と評しており、「次の打席もフレクセンは再びチェンジアップを使った」と言及した。

 しかし、第2打席では同メディアが記述しているとおり、「それが裏目に出てしまった」。エンジェルスを率いる名将ジョー・マッドンも、短時間でやり返した大谷について「彼は試合の中で修正している。本当にスマートだ」と賛辞を送っている。

 今季の本塁打数はJ.D.マルティネス(ボストン・レッドソックス)に次ぐ、リーグ2位タイ。はたして残りのシーズンでどこまで伸ばすのか、今後のパフォーマンスに注目だ。

構成●THE DIGEST編集部
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