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「全てが良かった」大谷翔平の“豪快HR+快速二塁打”に指揮官もご満悦!ヒジの状態は「明日状態を再確認」と方針

THE DIGEST編集部

2021.05.04

前日の試合で右ヒジに死球を受けた大谷だが、この日は影響を感じさせず。4打数2安打2打点を記録した。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平が5月3日(日本時間4日)、タンパベイ・レイズ戦に「2番・DH」で先発出場。この日、メジャートップタイとなる9号2ランを放つなど4打数2安打2打点の活躍で、6試合ぶりとなるマルチ安打を記録した。

 初回、タイラー・グラスノーのカーブに泳がされながらも、大谷は遊撃付近を守る三塁手マイク・ブロッソーを襲う強い当たりを放った。見せ場はここからだ。グラブに弾かれたボールがセンター前に転がり、守備陣が打球処理にもたつく間に、2塁ベースにスライディングで駆け込み2塁打としてみせた。

 さらに6回無死一塁の場面、今度はスライダーを完璧に捉えると、センターに設置された植え込みを越える大きな2ランホームランに。この一発でロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)、クリス・ブライアント(カブス)、ニック・カステヤノス(レッズ)、JD・マルティネス(レッドソックス)らに並ぶ今季9本目の本塁打を記録し、メジャートップに再び浮上した。

 試合後の会見で、エンジェルスのジョー・マッドン監督は「今夜はとても良かった。全てがうまくいっている」と大谷のプレーを評価。
 
 前日のシアトル・マリナーズ戦で死球を受けた右ヒジの状態について「水曜日のレイズ戦でピッチング出来る可能性があるが、今週末になるかもしれない」と話し、「明日状態を再確認して、どこでローテーションに戻すか検討したい」と方針を示した。

 前回登板で1072日ぶりに白星を飾った大谷。"神様"ベーブ・ルースと並ぶ偉業を成し遂げ、今や"二刀流"大谷に全世界が熱い視線を注いでいる。果たして次回登板はいつになるだろうか。投手・大谷のパフォーマンスにも注目だ。

構成●THE DIGEST編集部 

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