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MLB

「“怪物の歩み”を継続」大谷翔平が豪快9号HRに韓国メディアも驚嘆!「存在感を誇示した」

THE DIGEST編集部

2021.05.05

豪快なスイングで、MLBトップタイとなる今季9号HRを放った大谷。(C)Getty Images

豪快なスイングで、MLBトップタイとなる今季9号HRを放った大谷。(C)Getty Images

 5月3日(日本時間4日)、ロサンゼルス・エンジェルス対タンパベイ・レイズが行なわれた。エンジェルスの大谷翔平は、前日の試合で右ヒジに死球を受けた影響でマウンドには立たなかったが、「2番・DH」として先発出場。3試合ぶりのホームランを含む、4打数2安打1本塁打2打点を記録したものの、チームは3対7で敗れた。

 この日、レイズの先発を任されたのは、タイラー・グラスノー。平均97.1マイル(約156キロ)の4シーム、縦に曲がるカーブ、そして今季習得したスライダーを投げる剛腕だ。球速だけでなく、2メートル3センチの長身から投げ込むボールには威力もある。

 そんな巨体を相手に迎えた第1打席。大谷は内野手を襲う強い当たりを放ち、ボールがセンター前に転がる隙に、快足を飛ばして二塁ベースに滑り込み2塁打とした。さらに6回の第3打席では、スライダーを完璧に捉え、センターに設置された植え込みを越える9号2ランホームランを放ったのだ。
 
 大谷の活躍ぶりは日米に留まらず、お隣の韓国メディアも注目している。韓国紙『朝鮮日報』は、「“怪力”オオタニが、203センチの相手から飛距離130メートル超え、打球速度177キロの弾丸ホームランを打った」と取り上げている。

 また同国紙『東亜日報』では、「前日の死球の影響で先発登板はキャンセルされたが、打者ショウヘイ・オオタニに問題はなかった。今季9号本塁打で“怪物の歩み”を継続した」と伝え、「マウンドには上がらなかったが、MLB本塁打首位に躍り出て、存在感を誇示した」と綴っている。

 目覚ましい活躍で世界を驚かせる26歳。ジョー・マッドン監督は、火曜日の状態で次回の登板日を決めることを明かしている。再びマウンドに上がった時、どの様な力を見せてくれるだろうか。“怪物”の一挙手一投足から目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部 

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