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MLB

「新たなスーパースターの誕生」大谷翔平の圧巻打撃を韓国メディアも大絶賛!「56本塁打という驚異的なペースだ」

THE DIGEST編集部

2021.05.06

好投手グラスノーを打ち砕いた大谷。海外メディアからも賛辞が相次いでいる。(C)Getty Images

好投手グラスノーを打ち砕いた大谷。海外メディアからも賛辞が相次いでいる。(C)Getty Images

 圧巻の一振りだった。

 現地時間5月3日のタンパベイ・レイズ戦。ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平が大きな見せ場を作ったのは、相手先発タイラー・グラスノーと対峙した第3打席だ。

 2メートル3センチの長身右腕が投じた内角やや甘めのスライダーをジャストミート。高々と舞い上がった打球はセンターに設置された植え込みを越え、飛距離427フィート(約130.1メートル)の9号2ランホームランとなったのだ。

 試合後、攻略されたグラスノーも「本当に印象的だった。本当にすごい」と脱帽。MLB全体のホームランランキングでも1位のロナルド・アクーニャJr.(アトランタ・ブレーブス)と1本差の2位タイに浮上した。

 26試合で9ホーマーとまさに“量産体制”。その日本人離れした打棒に海外メディアも興味津々だ。韓国の日刊紙『Money Today』は、「オオタニがMLBを破壊する証拠だ」としてバレル率がメジャー全体2位の14.7%にまで膨れ上がっていると伝えた。

【動画】LAの夜空を引き裂いた大谷がメジャートップに並ぶ圧巻9号!
 バレルゾーンとは、長打が出易いとされる打球の速度と角度を組み合わせた独自の数値だ。言うなれば、長打を打つための指標なのだが、今季の大谷はこれが飛躍的に上がっている。この事実に着目した『Money Today』紙は、「まさに破壊的な数値だ」と絶賛したうえで、大谷のポテンシャルを次のように評した。

「今季のショウヘイ・オオタニはより一層進化した。メジャーリーグに新たなスーパースターが誕生した雰囲気さえある。投手との兼業に取り組みながら、打席でMLB屈指のパフォーマンスを披露しているオオタニは驚くべき男だ。いまの彼は単純計算ながら162試合で56本塁打という、驚異的なペースで打ち続けている」

 世界に鮮烈なインパクトを与え続けている大谷。そのフィーバーぶりは収まる気配がない。

構成●THE DIGEST編集部
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