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ダルビッシュ、5回無失点7Kで今季4勝目の権利! 防御率1.88、4者連続奪三振も

THE DIGEST編集部

2021.05.06

本調子ではないならが見事に無失点投球を続けている。(C)Getty Images

 サンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有は現地時間5月5日、本拠地で行われているピッツバーグ・パイレーツ戦に先発。5回を終えて被安打1無失点、1四球8奪三振の好投で4勝目の権利を手にしている。

 前回登板のサンフランシスコ・ジャイアンツ戦では今季最多12奪三振の快投を見せたが、この日は打たせて取るピッチングを展開。
 審判のストライクコールにやや納得できない表情を見せ、さらに細かい制球もきかないなど、先頭打者に7球を投じる立ち上がりとなったが1回を無失点に抑える。2回はフルカウントからの四球で初の走者を出したものの、伝家の宝刀スライダーでゼロ封。さらに3回は2死から初安打を許すも、ここも遊ゴロであっさり打ち取ったのだった。

 一方、3試合連続で2得点以下と湿っていたパドレス打線だったが、3回にダルビッシュの女房役ビクター・カラティニが右中間に先制のソロアーチ。さらに2死ながら満塁のチャンスを作ったものの、追加点はできなかった。

 この嫌な流れが影響したか、4回表に1死から連続安打で逆転のピンチを背負ってしまう。しかし内野フライでまず2死、そしてフルカウントからまたもスライダーで窮地を脱すると、5回は三者連続奪三振と一気にギアを上げて7Kも記録。点差はわずか1点ながらも、勝利投手の権利を手にしている。

構成●THE DIGEST編集部
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