専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
MLB

「オオタニが唯一の光明だった」大谷翔平を地元紙&指揮官が称賛!制球面に課題も「彼は傑出している」

THE DIGEST編集部

2021.05.07

制球を乱しながらも、6回途中無失点に抑えた大谷。チームは4連敗を喫し、地区最下位へ沈んでいる。(C)Getty Images

制球を乱しながらも、6回途中無失点に抑えた大谷。チームは4連敗を喫し、地区最下位へ沈んでいる。(C)Getty Images

 26歳のサムライ戦士が、粘りの投球で相手打線を制圧した。

 現地5月5日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、本拠地で行なわれたタンパベイ・レイズ戦に先発登板。6回途中までに6四球と制球面で苦しみながらも、被安打1無失点、7奪三振の快投を見せた。

 勝利投手の権利を得て降板した大谷だが、その後はリリーフ陣が逆転を許してチームは今季ワーストタイの4連敗。これで地区最下位へ転落となった。
 
 試合後、地元紙の『ロサンゼルス・タイムズ』は、「ブルペン陣の苦戦により、オオタニの見事なスタートが無駄になった」とチームへの厳しい評価を下した一方で、大谷の投球については「トレードマークの“消える球”を使い、レイズを5回無失点に抑えた」と称賛。この試合を「オオタニが唯一の光明だった」と振り返っている。

 さらに、エンジェルスを率いる名将ジョー・マッドンは、制球面の乱れについて定期的に登板していない影響を示唆しつつ、この日の内容を「嘆くほどのことではない。彼は傑出している」と見解。「彼は尻上がりに良くなっていった。最後には少し壁にぶつかったかもしれないが、本当によくやったと思うよ」と続けた。

 ただ本人も「もちろん四球が少なければ、もっともっと長いイニングを投げられますし。今日も7回ぐらいいけたんじゃないかな」と反省を口にしており、まだまだ満足のいく内容ではないようだ。次回の登板までに課題を修正し、さらなる活躍を見せられるか。開幕から好調を維持する26歳のパフォーマンスに期待だ。

構成●THE DIGEST編集部

【PHOTO】全米に衝撃を与えた大谷翔平の二刀流、はじける笑顔、日本代表での秘蔵ショットも大公開!
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号