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止まぬ“フィーバー”! 現地解説者は大谷翔平のオールスター出場を猛プッシュ「今年は700フィートは飛ばせるぞ」

THE DIGEST編集部

2021.05.07

打った瞬間にそれとわかる圧巻のホームランを放った大谷。リーグトップの10号には現地メディアも興奮しっぱなしだ。(C)Getty Images

打った瞬間にそれとわかる圧巻のホームランを放った大谷。リーグトップの10号には現地メディアも興奮しっぱなしだ。(C)Getty Images

 連夜の奮闘だった。

 現地5月6日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は本拠地で行なわれたタンパベイ・レイズ戦に「2番・DH」で先発出場。3回裏の第2打席に両リーグトップタイとなる今季10号のツーランホームランを放った。

 大谷はレイズの2番手ジョシュ・フレミングの投じた初球、インコースやや甘めに入ったシンカーをジャストミート。「ガシャン」という何かが破壊されたような音と同時に飛んだ打球は、右中間スタンドへ一直線で突き刺さった。

 前日に先発投手としてマウンドに立ち、6回途中被安打1無失点7奪三振の快投を見せていた。その翌日の圧巻アーチだ。現地解説者も“オオタニフィーバー”に沸いている。試合中継を担っていた『Bally Sports West』のコメンテーターだった元エンジェルスのマーク・グビサは、「オオタニが出場すれば、間違いなく楽しくなるぞ」と、今年7月に開催されるオールスター戦への出場を推挙した。

「オールスターの前日には、知っての通りホームランダービーがある。オオタニには出てもらいたいね。数年前、彼がデンバー(今年のオールスターの会場)での打撃練習で見せたパフォーマンスは、忘れられない。右中間の三階席まで飛ばして、『あれは野球ボールなのか?あり得ないだろ』って愕然としたよ」

【動画】驚異の打球! 大谷翔平の圧巻ツーランHRはこちら
 今年のMLBオールスターは、標高約1600メートルの高地にあるコロラド・ロッキーズの本拠地で開催される。空気が薄く打球が異常に飛ぶため「ヒッターズパーク」としても知られる場所での“夢舞台”に大谷が立てば、話題沸騰となるのは必至だ。

 そんな大谷のオールスター出場を推すグビサの意見に、同席していたバスガーシアン・アナウンサーも「ホームランダービーはフォームを崩してシーズン後半に影響するから出てほしくないと言うファンも多い。でも、彼が出ればすごいことになる」と語り、彼はあれほどのユニコーン(唯一無二の意)だ。デンバーなら、オオタニは700フィート(約213メートル)ぐらいかっ飛ばせるぞ」と興奮気味に同調した。

 ここ11試合で5発と量産体制に入った感もある大谷。その打棒から今後も目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部
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