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「オオタニは速い」大谷翔平が見せた“エリート級超え”の快足に米記者から感嘆の声「これで出塁したのか…」

THE DIGEST編集部

2021.05.10

緩いゴロを放った第1打席で、一塁へ全力疾走する大谷。持ち前の俊足で内野安打をもぎ取った。(C)Getty Images

 サムライ戦士が"足"でも連日の活躍を見せている。

【動画】めちゃくちゃ速い!ショートゴロを内野安打にする大谷の俊足

 ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は現地5月9日、本拠地でのドジャース戦に「2番・DH」で先発出場し、3打数1安打1四球を記録。チームも2-1で勝利し、7日から行なわれていたドジャース3連戦のカード勝ち越し(2勝1敗)を決めた。

 第1打席、昨季サイ・ヤング賞のトレバー・バウアーと対峙した大谷は2ストライクに追い込まれる。その3球目、内角低めのカッターに対してハーフスイングで放った打球は、ショートへの緩いゴロになった。しかし大谷はここで持ち前の俊足で全力疾走。間一髪のところで一塁を駆け抜け、見事内野安打をもぎ取ったのだ。
 
 MLB公式サイトのサラ・ラングス記者によると、メジャーリーガーの平均スピードは「秒速27フィート(約8.23メートル)」とのこと。さらに「秒速30フィート(約9.14メートル)」はエリート級と称されているが、このときに大谷が見せたのは「秒速30.3フィート(約9.23メートル)」という圧巻のスピードだった。

 そのほか、スポーツ大手メディア『The Athletic』のブレント・マグワイア記者は、インパクト時の写真を掲載するとともに、「ショウヘイ・オオタニは、これで出塁したのか」と驚きの反応。ファビアン・アルダヤ記者も、「ショウヘイ・オオタニは速い」と絶賛を送っている。

 今シーズンは投打の活躍に加え、盗塁でチームトップの6回を記録するなど、走力においても傑出した存在感を放つ大谷。その異才から、今後も目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部
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