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「オオタニはすべてをやり切った」“三刀流”を体現した大谷翔平を米記者絶賛!「他の誰とも似つかない男だ」

THE DIGEST編集部

2021.05.12

3年ぶりに10奪三振を奪った大谷。さらにこの日は打撃に加えて、右翼守備に就く“リアル三刀流”も実現した。(C)Getty Images

 サムライ戦士が見せる出色のパフォーマンスに米記者たちも大興奮だ。

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 現地時間5月11日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、敵地ミニッツメイド・パークでのヒューストン・アストロズ戦に「2番・投手」として先発。勝ち負けはつかなかったものの、今季最長の7イニングを投げて、これまた今季最多の10奪三振、1失点と好投した。

 打撃でも7回に相手先発の右腕ランス・マッカラーズJr.からライト前ヒットを放って4打数1安打の成績。さらにこの日は、投手降板後の8回裏からメジャー4年目で初めてライトの守備に入り、メジャー自身初となる"リアル三刀流"を披露した。
 
 投打、そして守りでの起用には、米記者も驚きを隠せないようで、『CBSスポーツ』のダニー・ビエッティ記者は「7回10奪三振の好投を見せた後、右翼手として活躍しているため、打者としてラインナップに残すことができる」と動画付きで報告。「現代では誰とも似つかない男だ」と伝えている。

 また、『The Athletic』のブレント・マグワイア記者は、この日の成績を振り返ったうえで「ショウヘイ・オオタニにとってキャリア最高のスタッツのひとつだ」と絶賛。さらに、『LA Times』のエンジェルス番であるジャック・ハリス記者も、驚きをもって「ショウヘイ・オオタニはすべてをやり切った」と、その幅広い活躍をたたえた。

 開幕から連日の活躍で話題を振りまく大谷。チームはリリーフ陣が崩れて1-5で敗れたが、その一挙手一投足には全米が熱い視線を送っている。

構成●THE DIGEST編集部
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