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プロ野球

「プロ舐められますよ」清原和博がセ・リーグ投手陣に苦言! “大型新人”佐藤輝明にはエール「散々ウエイトは弊害だと…」

THE DIGEST編集部

2021.05.22

阪神の怪物ルーキー佐藤輝明(左)の活躍ぶりを称える、清原氏(右)。写真:THE DIGEST写真部

阪神の怪物ルーキー佐藤輝明(左)の活躍ぶりを称える、清原氏(右)。写真:THE DIGEST写真部

 日本プロ野球界のレジェンド、清原和博氏が自身のYouTubeチャンネルで、『清原も野球界に喝!』と題した17分ほどの動画を公開し、かつて自身がプレーしたセ・リーグに苦言を呈した。

【動画】新人左打者としての球団最多記録の10号を放つ佐藤輝明!

 現在セ・リーグ首位を走る阪神タイガースにあって貴重な戦力となっているのが、打率.265、リーグ3位の10本塁打、同2位の32打点の怪物ルーキー佐藤輝明だ。清原氏も、「今までいた選手の刺激になったんじゃないか」と見る。しかし一方、かつての「番長」は、他球団の投手陣を問題視した。

「(佐藤選手は)春先まで大学生ですよ。まだ5月中旬ですよ。そこでホームラン10本近く打たれて、プロのピッチャーは一体何しとんねん!あそこまで打たれたら、やっぱりプロ舐められますよ」
 
 佐藤対策として、球威でねじ伏せるのではなく、球の投げ分けが重要だと説く清原氏は、自身も対戦経験のあるヤクルト・スワローズの球界最年長左腕である石川雅規を例に挙げた。

「彼はストレート130ちょっとしか出ないですよ、それとスクリューボールとスライダー、フォーク。それで見事に佐藤選手を三振とった。そういう(球の投げわけが上手な)所を見習ってほしい」

 そんな佐藤のルーキーらしからぬ規格外のパワーについては、「格闘家以上に凄い」と鍛え上げた肉体を評価し、「ウエイトトレーニングはバッティングの弊害だと散々言われてきた。野球界の老害を黙らせてほしい」とエールも送っている。

構成●THE DIGEST編集部

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