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大谷翔平、3度受賞の同僚トラウトを抜きMVPオッズ一番人気に!両リーグのオッズトップ10を一挙紹介!

THE DIGEST編集部

2021.05.23

野球の“神様”ベーブルースとも比較される大谷。その異彩に全米が注目している。(C)Getty Images

 開幕から1か月半が過ぎ、早くもシーズンは4分の1の試合が消化された。"二刀流"として復活を遂げて好調を維持し続けるロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、ついにアメリカン・リーグMVPオッズの一番人気に躍り出た。

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 今季の大谷は開幕からすこぶる好調だ。1973年にDH制を導入されて以来、初となる"リアル二刀流"はすでに4度もこなし、バッティングでは14本のホームラン(MLBトップタイ)、10本の二塁打、6つの盗塁、33打点、32得点で打率.262、出塁率.316、長打率.604を記録。ピッチングも6試合に登板し30回1/3を45奪三振、22四球、3被本塁打で防御率2.37と驚異的な数字を残している。

 本場アメリカでは、「今シーズンのMVPを誰が手にするか」についてのオッズが白熱。無論、大谷の人気は日に日に高まっており、最近では彼が打席に入ると「MVP!MVP!MVP!」と熱烈な声援が飛び交うようにもなった。さらに連日のように現地の番記者たちが、「MVPの可能性だって十分にある」「MVPの有力候補に見える」と積極的な発信をし続けている。

 そんななかで、興味深い結果が出た。米オンライン・スポーツ・カジノの「BET MGM」のアメリカン・リーグにおけるMVPの最新オッズ(21日現在)では、一番人気がなんと大谷の2.15倍なのだ。つまり100ドル賭けると215ドルも戻ってくる計算。2番手には、ブルージェイズのブラディミール・ゲレーロJr.の7倍、さらにその下に大谷の同僚であるマイク・トラウト(15倍)が続いている。

 トラウトはこれまで3度MVP(2014、2016、2019年)を受賞しており、キャリアの中で得点率、出塁率、長打率など全てでトッププレイヤーに位置する。今月17日まではプラス180の2.8倍で一番人気だったが、その日のインディアンス戦で右ふくらはぎを痛め、負傷者リスト入り。一方、大谷は16日から3試合連続で本塁打を放つと、オッズが逆転した。それでも同サイトによれば、賭け金のおよそ75%を大谷とトラウトで占めているようだ。

 両リーグのMVPオッズのトップ10は、以下の通り。(21日時点)
【MVPオッズ・トップ10:ア・リーグ】
1位 大谷翔平(エンジェルス)
2位 ブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)
3位 マイク・トラウト(エンジェルス)
   JD・マルティネス(レッドソックス)
5位 アーロン・ジャッジ(ヤンキース)
   バイロン・バクストン(ツインズ)
7位 サンダー・ボガーツ(レッドソックス)
8位 ホゼ・ラミレス(インディアンス)
9位 アレックス・ブレグマン(アストロズ)
   ゲリット・コール(ヤンキース)

【MVPオッズ・トップ10:ナ・リーグ】 
1位 ロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)
2位 ジェイコブ・デグロム(メッツ)
3位 フェルナンド・タティースJr.(パドレス)
4位 ノーラン・アレナド(カーディナルス)
5位 ブライス・ハーパー(フィリーズ)
6位 クリス・ブライアント(カブス)
   トレイ・ターナー(ナショナルズ)
8位 ムーキー・ベッツ(ドジャース)
   ホアン・ソト(ナショナルズ)
10位 ニック・カステヤノス(レッズ)

構成●THE DIGEST編集部 

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