現地5月25日、本拠地エンジェル・スタジアムでのレンジャーズ戦に「2番・DH」で2試合ぶりに先発出場した大谷翔平は、4回の第3打席でリーグトップにあと1本と迫る15号本塁打を放った。チームは11対5で大勝した。
6試合ぶりのホームランは、文字通り目の覚めるような一発だった。4回裏、エンジェルスは3点を追加して6対1とし、なおも2死一、三塁。ここで打席に入った大谷は、フルカウントからレンジャーズ2番手のブレット・デガースが投じた内角89.4マイル(約143.9キロ)のカットボールを一閃。ライナー性の打球は右翼ポールを巻き込むようにしてあっという間にスタンドに到達した。
その前の打席では甘いボールを空振りする場面もあった大谷だが、思い切り引っ張った会心の一撃に、自身も本塁打を確信。ゆっくりと一塁へ向け走り出し、ホームベースを踏んだ後は両手を叩いて右手の拳を力強く掲げた。直後、ダグアウトでは手がしびれたような仕草を見せていたが、とてもそうは思えないほどの強烈な打球だった。 打球初速117マイル(約188.3キロ)は、スタットキャストの計測が始まった15年以降では何と球団最速。自身の記録(115.2マイル)を更新したのはもちろん、マイク・トラウトやアルバート・プーホルスも打ったことがない速さの一打を披露したことになる。
第1打席と第4打席は四球、第2打席と第5打席は空振り三振で、結局この日は3打数1安打3打点。シーズン通算成績は打率.269、15本塁打、38打点、OPS.963となっている。
構成●THE DIGEST編集部
【PHOTO】世界が驚嘆する偉才・大谷翔平のキャリアを厳選ショットで一挙公開!花巻東、日ハム、エンジェルスでの活躍を振り返る
6試合ぶりのホームランは、文字通り目の覚めるような一発だった。4回裏、エンジェルスは3点を追加して6対1とし、なおも2死一、三塁。ここで打席に入った大谷は、フルカウントからレンジャーズ2番手のブレット・デガースが投じた内角89.4マイル(約143.9キロ)のカットボールを一閃。ライナー性の打球は右翼ポールを巻き込むようにしてあっという間にスタンドに到達した。
その前の打席では甘いボールを空振りする場面もあった大谷だが、思い切り引っ張った会心の一撃に、自身も本塁打を確信。ゆっくりと一塁へ向け走り出し、ホームベースを踏んだ後は両手を叩いて右手の拳を力強く掲げた。直後、ダグアウトでは手がしびれたような仕草を見せていたが、とてもそうは思えないほどの強烈な打球だった。 打球初速117マイル(約188.3キロ)は、スタットキャストの計測が始まった15年以降では何と球団最速。自身の記録(115.2マイル)を更新したのはもちろん、マイク・トラウトやアルバート・プーホルスも打ったことがない速さの一打を披露したことになる。
第1打席と第4打席は四球、第2打席と第5打席は空振り三振で、結局この日は3打数1安打3打点。シーズン通算成績は打率.269、15本塁打、38打点、OPS.963となっている。
構成●THE DIGEST編集部
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