“二刀流”として今季絶好調の大谷翔平への期待が日に日に高まっている。

　現地時間５月23日、ロサンゼルス・エンジェルス対オークランド・アスレティックスの戦が行なわれた。この試合、ベンチスタートの大谷は１点を追う７回１死満塁の好機に代打で送られる。すると、ダグアウトから大谷が姿を現した瞬間、球場に詰めかけたファンは大興奮のスタンディングオベーションで迎えた。

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　この情景を「クールな瞬間だったよ」と言うのは、エンジェルス番記者ジェフ・フレッチャー氏で、以下のように克明に描写した。

「エンジェルスが代打を送る前、ホアン・ラガレスはホームプレートから20フィート（約6.1メートル）以内にいた。ショウヘイ・オオタニが登場するまで15秒が経過……。（次の瞬間）群衆が荒れ狂った」
  　また、エンジェルスOBの名物解説者マーク・グビザ氏は、「７回にピンチヒッターとして打席に立ったオオタニに対するスタンディングオベーションは、これまで自分が経験してきた中で最もクールな瞬間だった!!鳥肌もんだ!!」と驚きをもって伝えた。

　ファンの期待と監督の起用に応え、大谷はこの打席で犠牲フライを放ち、同点とした。続くホゼ・イグレシアスもタイムリーヒットを放ち、エンジェルスは逆転に成功。８回に１点を返されたものの、その裏に再逆転し５対６で勝利している。

構成●THE DIGEST編集部 

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