現地時間５月31日、ロサンゼルス・エンジェルスは敵地でサンフランシスコ・ジャイアンツとのインターリーグを開催した。エンジェルスの大谷翔平は、９回に代打で登場し、フォアボールを選ぶも、チームは１対６で敗退した。

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　この試合こそ１度の出番だったが、今季は“二刀流”として凄まじい活躍を見せている大谷。打者として50試合に出場し、メジャー２位の15本塁打、40打点、OPS（出塁率＋長打率）.927を記録。投げては36.1イニング、防御率2.72、WHIP1.24、50奪三振、26四球である。

　2000年から2018年までエンジェルス監督を務め、現在はアメリカ代表の監督でもあるマイク・ソーシア氏は今回、五輪公式メディア『Olympic Channel』に登場し、大谷について語った。大谷は野球の本場アメリカに渡った１年目（2018年）にソーシア監督の下でプレーしている。
  　ソーシア氏は、「ショウヘイは、私が見た中で唯一のエリートレベルの打者でありエリートレベルの投手」と“唯一無二”の存在を強調し、以下のように続けた。

「私の野球人生で、ショウヘイ・オオタニのようなダイナミックな選手は見たことがない。あそこまでハイレベルなピッチングとバッティングは本当に稀。彼は驚愕の才能を持ち合わせているんだ」

　そして投打に注目が行くあまり、過小評価されているが、「ショウヘイは球界で最も速い選手の一人なんだ。彼は本当に飛ぶように走る。彼は本当に全てのスキルを備えているよ」と自ら惚れ込んだ男を最後まで称えた。

　名将ソーシア氏が絶賛する26歳は、今季二刀流で驚きの復活ぶりを見せている。投打はもちろんのこと、走塁にも注目だ。

構成●THE DIGEST編集部 

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