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MLB

「最初のは審判の失策」大谷翔平を襲った“連続ボーク判定”にダルビッシュ有が見解「普通なら2回目も起きなかった」

THE DIGEST編集部

2021.06.13

波紋を広げた大谷(左)の連続ボークについてダルビッシュ(右)が持論を展開している。(C)Getty Images

波紋を広げた大谷(左)の連続ボークについてダルビッシュ(右)が持論を展開している。(C)Getty Images

 物議を醸した“連続ボーク判定”についてサンディエゴ・パドレスのエースが口を開いた。

【動画】波紋を広げた大谷翔平の連続ボーク判定。実際の映像をチェック

 現地時間6月11日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平が敵地で行なわれたアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦に、今季6度目の“リアル二刀流”として「2番・投手」で先発。勝敗はつかなかったものの5回2失点3四死球、打っては4打数2安打1打点をマークし、延長戦までもつれた6対5の勝利に貢献した。

 問題となったシーンは5回裏1死1、2塁の場面。大谷が二塁へけん制のモーションに入った際に、プレートを外すより早く上体が動いたとの判断で1つ目のボークが判定された。これに対して大谷は審判へ「Why?」と両手を広げて抗議したもののジャッジは覆らず、さらに続く投球は制止不足で連続ボーク。これでランナー押し出しとなり、その後バッテリー間のミスも重なって2点を失った。
 
 このシーンについてフォロワーから見解を問われたダルビッシュ有は、現地時間12日にTwitterを更新。「1回目のは身体の見ている場所によっては膝が先に動いているように見えるのでそこでボークを取った気がします」と書き始めると、「2個目のは静止時間としては短かったと思いますが、取られない時もあるので1個目のボークの後の大谷選手のリアクションにイライラしていたのかもしれません」と指摘している。

 さらに、その2時間後には「2回目のボークを見直しましたが確かに十分に静止していないと思います。あれだと取られても仕方ないと思います」としたうえで、「そもそも1回目のがボークではないと思うので普通なら2回目のボークも起きなかったと思います」と連投。「なので最初のボークは審判の失策とし、自責点を1引いて欲しいですよね」と一連のツイートを締めた。

 不可解な判定で好投に水をさされた大谷。今回の騒動から一夜明けた12日の敵地・ダイヤモンドバックス戦では、2点ビハインドの8回無死1塁で代打出場し、フルカウントからライト前ヒットを放つなど、8対7の逆転勝ちに貢献している。

構成●THE DIGEST編集部

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