異次元のパフォーマンスを続けるふたりの"怪物"がいる。ジェイコブ・デグロム(ニューヨーク・メッツ)と大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)だ。
ナ・リーグで圧倒的な存在感を放つデグロムは、2018、19年に続いて、早くも今季のサイ・ヤング賞有力候補といわれる32歳の右腕。今季はここまで10度の登板で6勝2敗、防御率0.56、奪三振率14.59と、いずれも驚異的な数字を残しており、打っても25打数10安打の打率.400と高い数字を残している。
一方の大谷は8度の登板で2勝1敗ながらも、防御率2.85、奪三振率12.93。さらに打っては打率.270、45打点を記録し、17本塁打、OPS.966はともにリーグ2位の好成績だ。米球界を席巻するこの2人について、米スポーツ専門サイト「DEADSPIN」は「デグロムとオオタニ、どっちのファイターを選ぶ?」との記事を掲載した。
同サイトは、デグロムの活躍を「先発投手として最も重要なポジションであることは間違いない」としながらも「MLBシーズン最大のストーリーラインではないかもしれない」と言及。一方で、大谷を獲得するメリットを「オールスター級の先発投手を手に入れるだけでなく、DHの役割をリーグで最も恐れられている打者の1人で埋めることができる」と説明している。
加えて、大谷の欠点として"ケガによる浮き沈みの激しさ"を指摘したうえで、結論として「今シーズンが終わったときには、ふたりがともにMVPを獲得する可能性が高いだろう。しかし私の考えでは、どちらか一人を選ぶとすればオオタニが正解だと思う」と記述。その理由については次の言葉で締めくくられている。
「彼の契約は、チームにとってあまりにもやさしいものだからね。現在の契約では、オオタニの平均年間価値はデグロムの約7分の1となっている。22年シーズン後に契約が切れると、オオタニの年俸はもっと高くなるだろう。ただ、いまのところはメジャーの誰よりも利益をもたらしてくれる存在だ」
はたしてこの2人は、残りのシーズンでどんなパフォーマンスを見せてくれるのか。今後の活躍に大きな注目が集まる。
構成●THE DIGEST編集部
【PHOTO】世界が驚嘆する偉才・大谷翔平のキャリアを厳選ショットで一挙公開!花巻東、日ハム、エンジェルスでの活躍を振り返る
ナ・リーグで圧倒的な存在感を放つデグロムは、2018、19年に続いて、早くも今季のサイ・ヤング賞有力候補といわれる32歳の右腕。今季はここまで10度の登板で6勝2敗、防御率0.56、奪三振率14.59と、いずれも驚異的な数字を残しており、打っても25打数10安打の打率.400と高い数字を残している。
一方の大谷は8度の登板で2勝1敗ながらも、防御率2.85、奪三振率12.93。さらに打っては打率.270、45打点を記録し、17本塁打、OPS.966はともにリーグ2位の好成績だ。米球界を席巻するこの2人について、米スポーツ専門サイト「DEADSPIN」は「デグロムとオオタニ、どっちのファイターを選ぶ?」との記事を掲載した。
同サイトは、デグロムの活躍を「先発投手として最も重要なポジションであることは間違いない」としながらも「MLBシーズン最大のストーリーラインではないかもしれない」と言及。一方で、大谷を獲得するメリットを「オールスター級の先発投手を手に入れるだけでなく、DHの役割をリーグで最も恐れられている打者の1人で埋めることができる」と説明している。
加えて、大谷の欠点として"ケガによる浮き沈みの激しさ"を指摘したうえで、結論として「今シーズンが終わったときには、ふたりがともにMVPを獲得する可能性が高いだろう。しかし私の考えでは、どちらか一人を選ぶとすればオオタニが正解だと思う」と記述。その理由については次の言葉で締めくくられている。
「彼の契約は、チームにとってあまりにもやさしいものだからね。現在の契約では、オオタニの平均年間価値はデグロムの約7分の1となっている。22年シーズン後に契約が切れると、オオタニの年俸はもっと高くなるだろう。ただ、いまのところはメジャーの誰よりも利益をもたらしてくれる存在だ」
はたしてこの2人は、残りのシーズンでどんなパフォーマンスを見せてくれるのか。今後の活躍に大きな注目が集まる。
構成●THE DIGEST編集部
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