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プロ野球

【プロ野球・最新実力格付け】巨人、SBが停滞する一方、ヤクルト、オリックスが躍進!1位はもちろん…<SLUGGER>

出野哲也

2021.06.18

佐藤(右)の活躍に象徴される阪神の圧倒的な強さも目立つが、山本(左上)が絶対的エースとして君臨するオリックスや、田口(左下)ら新戦力が台頭したヤクルトの躍進も見逃せない。写真:山手拓也(佐藤)、田口有史(山本)、田中研治(田口)

佐藤(右)の活躍に象徴される阪神の圧倒的な強さも目立つが、山本(左上)が絶対的エースとして君臨するオリックスや、田口(左下)ら新戦力が台頭したヤクルトの躍進も見逃せない。写真:山手拓也(佐藤)、田口有史(山本)、田中研治(田口)

 セ・リーグの12年ぶりの勝ち越しで幕を閉じた交流戦。このタイミングで、シーズン通算成績や得失点差、さらには直近の戦績などを総合的に判断して12球団を「格付け」した。12位から順に紹介していこう。
※( )内の数字はシーズン成績/得失点差

12位 広島(19勝32敗/-54)
11位 日本ハム(22勝35敗/-65)
10位 DeNA(21勝35敗/-65)


 コロナ禍の直撃(選手の感染による戦列離脱や、外国人選手の出遅れ)を食らった球団が、下位に低迷しているのは決して偶然ではない。広島は12球団で唯一20勝にも届いていない。交流戦では投手陣の崩壊で3勝しかできず、クラスターの発生と軌を一にして坂道を転げ落ちてしまった。2年目の森下暢仁、新人の栗林良吏が五輪代表入りするなど、選手個々の才能は他と見劣りしないだけにやるせない。

 得失点差ではその広島よりも悪いのが日本ハムで、混戦のパ・リーグにあって1球団だけ取り残されている。主砲の中田翔が不振に苦しみ、交流戦でのホーム9試合で1本塁打の貧打。懸案の守備難にも改善の兆しが見えていないが、開幕から好投を続ける新人の伊藤大海、先日プロ初本塁打を放った万波中正ら若手の頑張りに期待したい。
 
 開幕から低迷が続いていたDeNAは交流戦で打率.297と打ちまくり、投手陣もエース今永昇太の復帰などで上昇傾向。ついに広島を抜いてリーグ最下位から抜け出した。ただ、序盤戦での負債が嵩みすぎ、Aクラスはまだはるか彼方にある。交流戦でも防御率4.90と投手陣は相変わらず安定感を欠いているのもマイナス要素だ。

9位 中日(25勝29敗/-17)
8位 西武(26勝27敗/-12)
7位 ロッテ(28勝28敗/+24)


 中日はもともと投手陣が充実しているところへ、課題の打線も上向きになって交流最終盤まで優勝を争った。五輪予選で離脱していた抑えのライデル・マルティネスも近く復帰予定で、投手陣は安心して見ていられるが、今後のカギを握るのはやはり打線。CS圏内に食い込むためには、ロッテから緊急トレードで獲得した加藤翔平をはじめ起爆剤になるような野手の出現が待たれる。

 西武は交流戦最終戦に敗れて勝率は5割を切った。打撃で勝つチームが得点数リーグ5位では、苦しい戦いになるのも当然だ。新型コロナに感染した源田壮亮以外にも外崎修汰、盗塁王を独走していたルーキー若林楽人ら故障者が続出している状況だが、そんな中で呉念庭や愛斗、岸潤一郎ら若い力が台頭しているのは好材料。源田や外崎も復帰間近で、巻き返しの可能性は十分ある。
 
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