サムライ戦士の球速が徐々に戻り始めている。
今季は序盤から100マイル超えのフォーシームを連発し、渡米後最速タイとなる101.1マイル(約162.7キロ)を記録するなど、衝撃のスタートを切った大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)。振り返ると、ちょうど1か月ほど前には一部から疲労を懸念する声が上がっていた。
その理由は10キロ近い“球速ダウン”だ。5月19日のインディアンス戦では、それまでの平均球速96.6マイル(約155.4キロ)から、91.3マイル(約146.9キロ)とらしくない数字だった。ただ、MLB公式サイトによると、この試合から現在にかけては「速球の平均速度が毎試合上昇している」という。
インディアンス戦後に登板した3試合の平均速度は、94.0マイル(約151.3キロ)→94.5マイル(約152キロ)→95.2マイル(約153.2キロ)。なかでも、11日に行なわれた直近のダイヤモンドバックス戦では、最速98.5マイル(約158.5キロ)を記録しており、同サイトは「まだギアを上げる力がある」と綴っている。
さらに、大谷が得意とするスプリットと速球の組み合わせを「彼にとって最大の魅力」と表現すると、「速度が増せば、このコンボがさらに厄介なものになる」と言及。そして、記事の最後には次のような見解を示した。
「90~100マイルの球速がなければオオタニが活躍できない、というわけではない。最近の彼の安定した成績を見ればそれは明らかだろう。ただ、98~100マイルの球速を出すことができれば、オオタニは二刀流のスーパースターとしてもっと素晴らしく魅力的になるはずだ」
現地時間6月17日には、本拠地のデトロイト・タイガース戦へ先発登板を予定している大谷。はたして今季10試合目となるマウンドで、どんなパフォーマンスを見せるだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
今季は序盤から100マイル超えのフォーシームを連発し、渡米後最速タイとなる101.1マイル(約162.7キロ)を記録するなど、衝撃のスタートを切った大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)。振り返ると、ちょうど1か月ほど前には一部から疲労を懸念する声が上がっていた。
その理由は10キロ近い“球速ダウン”だ。5月19日のインディアンス戦では、それまでの平均球速96.6マイル(約155.4キロ)から、91.3マイル(約146.9キロ)とらしくない数字だった。ただ、MLB公式サイトによると、この試合から現在にかけては「速球の平均速度が毎試合上昇している」という。
インディアンス戦後に登板した3試合の平均速度は、94.0マイル(約151.3キロ)→94.5マイル(約152キロ)→95.2マイル(約153.2キロ)。なかでも、11日に行なわれた直近のダイヤモンドバックス戦では、最速98.5マイル(約158.5キロ)を記録しており、同サイトは「まだギアを上げる力がある」と綴っている。
さらに、大谷が得意とするスプリットと速球の組み合わせを「彼にとって最大の魅力」と表現すると、「速度が増せば、このコンボがさらに厄介なものになる」と言及。そして、記事の最後には次のような見解を示した。
「90~100マイルの球速がなければオオタニが活躍できない、というわけではない。最近の彼の安定した成績を見ればそれは明らかだろう。ただ、98~100マイルの球速を出すことができれば、オオタニは二刀流のスーパースターとしてもっと素晴らしく魅力的になるはずだ」
現地時間6月17日には、本拠地のデトロイト・タイガース戦へ先発登板を予定している大谷。はたして今季10試合目となるマウンドで、どんなパフォーマンスを見せるだろうか。
構成●THE DIGEST編集部