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MLB

大谷翔平には「年俸の10倍の価値がある!」MLB各球団が結んだ“2021年最高の契約”を米メディアがピックアップ!

THE DIGEST編集部

2021.06.11

今季は開幕から絶好調の大谷。米球界の中でも異質な存在感を放っている。(C)Getty Images

今季は開幕から絶好調の大谷。米球界の中でも異質な存在感を放っている。(C)Getty Images

 サムライ戦士の存在感が絶大だ。

 現地時間6月9日、米メディア『Bleacher Report』は「2021年すべてのMLBロースターで最も価値のある契約は?」と釘打った記事を掲載。ここでは調停前の選手と年俸1000万ドル(約11億円)以上の選手を対象外としたうえで、年俸以上にチームに貢献している選手を各球団から一人ずつピックアップしている。

 アトランタ・ブレーブスからはロナルド・アクーニャJr.、インディアンスからはホゼ・ラミレスと今季好調の選手が名を連ねる中、ロサンゼルス・エンジェルスで選出されたのは、昨オフに年俸調停を回避して2年総額850万ドル(約9億2400万円)で合意した大谷翔平だ。
 

 メジャー4年目の今季は二刀流として完全復活を遂げ、打者として打率.262、17本塁打、44打点、OPS(出塁率+長打率).951とトップレベルの数字をマーク。投手としては8試合(投打同時出場5試合)に先発し、2勝1敗、防御率2.76、60奪三振という好成績を残している。

 同メディアはこれらのスタッツを振り返ったうえで、2021年の年俸300万ドル(約3億3000万円)と比べて「彼には21年の年俸の10倍の価値があるだろう」と言及。単純計算だと3000万ドル(約33億円)になり、米球界屈指の実力派として高く評価しているようだ。

 開幕から2か月以上が経過した現在も、継続的なパフォーマンスで各方面から注目を集める大谷。はたして残りのシーズンではその声価をどこまで高めるのか。今後も彼の一挙手一投足から目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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