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「これでシーズン50本ペースだ」大谷翔平の自己最多タイ22号に現地メディアは称賛の嵐!「非現実的だ」

THE DIGEST編集部

2021.06.20

5戦5HRと凄まじい勢いでホームランを量産する26歳。(C)Getty Images

5戦5HRと凄まじい勢いでホームランを量産する26歳。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平が華麗な流し打ちで、今季22号を放った。

 現地時間6月19日、デトロイト・タイガース戦に「2番・DH」でスタメン出場した大谷。4打数1安打2打点1四球を記録し、8-3でチームの勝利に貢献した。22号ホームランは、MLB1年目の2018年に並ぶ自身最多タイの数字だ。

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 前日の試合で2本のホームランを放ち好調ぶりを見せつけた26歳は、3回裏1死三塁の好機で第2打席が回ってくると、相手先発のウィリー・ペラルタが外角低めに投じた95.3マイル(約153.3キロ)の4シームを逆らわずにはじき返す。鋭く飛び出した打球は、軽々とレフトスタンドへと消えていった。

 連日のホームランに現地メディアは大盛り上がりだ。MLB公式がTwitterで、このシーンの動画を添えて「ショウヘイは非現実的だ」と伝えると、同メディアに寄稿するレット・ボリンジャー記者は、「ショウヘイ・オオタニがまたやったよ。逆方向に2ランを打ち、22号とした。ここ5試合で5本のホームランを打ち込んでいる」と驚異的なペースで本塁打を記録していると実況。
 
 さらに地元紙『Los Angeles Times』のビル・シャイキン記者は、「ショウヘイ・オオタニはこれでシーズン50本ペースだ。球団最多記録はトロイ・グラウスの47本」とハイペースぶりを報じた。

 また、いとも容易くホームランを量産する背番号17に対し、エンジェルスのラジオ局でホストを務めるトレント・ラッシュ氏は、「もし彼がこの状態を維持し、健康でいれば、球史で最も素晴らしいシーズンのひとつを目の当たりにするでしょう」と期待を綴っている。

 これまでの日本人最多本塁打は2004年に松井秀喜が放った31本で、大谷はこのゴジラの記録まで、あと9本に迫っている。現在メジャートップを走るブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)とは1本差だ。

 前日、ホームラン・ダービーへの出場を表明した大谷。果たして、この勢いはどこまで続くだろうか。世界中のファンやメディアが熱い視線を注いでいる。

構成●THE DIGEST編集部 

【動画】「非現実的だ」と驚愕!逆方向に放った強烈ライナー弾で自己最多タイの22号!
 
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