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MLB

「輝かしい二刀流の活躍」大谷翔平、6本塁打+1勝で3度目の週間MVP受賞をMLB公式も絶賛!

THE DIGEST編集部

2021.06.22

3度目の週間MVPを受賞した大谷。今季はどれだけ回数を伸ばすのか。さらに年間MVPにも期待は高まる。(C)Getty Images

3度目の週間MVPを受賞した大谷。今季はどれだけ回数を伸ばすのか。さらに年間MVPにも期待は高まる。(C)Getty Images

 納得の“MVP”だ。

 MLB機構は現地時間6月21日、6月14日から20日にかけての週間最優秀選手(MVP)を発表し、ア・リーグからは大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)が、ナ・リーグではカイル・シュワーバー(ワシントン・ナショナルズ)が受賞を果たした。

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 大谷にとって同賞獲得は3度目。初受賞は2018年4月2日から8日に、打率.462、3本塁打、7打点&1勝、2度目は同年9月3日から9日にかけて、打率.474、4本塁打、10打点をマークしての選出だった。日本人選手ではイチローの5回受賞が最多を数え、野茂英雄と松井秀喜が各4度。今季の好調ぶりを考えれば、一気に最多受賞となる可能性もあるだろう。

  改めてこの1週間の大谷の成績はすさまじかった。
・14日アスレティックス戦:1安打
・15日アスレティックス戦:18号本塁打
・16日アスレティックス戦:19号本塁打&10盗塁目
・17日タイガース戦:3勝目(6回1失点)
・18日タイガース戦:20&21号HR
・19日タイガース戦:22号HR
・20日タイガース戦:23号HR
 
 15~16日に2試合連続アーチを叩き込むと、翌日にはフルキャパシティとなった本拠地の先発マウンドに上がり、6回1失点の好投で今季3勝目を挙げた。さらに休むことなく、18日にも先発ラインアップに名前を連ねて自身2年ぶりの1試合2本塁打。ここまででも十分すぎる驚きだったが、そこからさらに2試合連発で現在3戦連続中。

 この週に放った6本塁打はメジャートップであり、今季23号はブラディミール・ゲレーロJr.(トロント・ブルージェイズ)に並んでこちらもメジャー最多。ゲレーロJr.とは14日時点で5本差があったが、一気に猛追して見せた。また16日の試合では、豪快な本塁打の直後の打席でセーフティバントを決めて出塁すると、直後に今季4人目となる2ケタ本塁打&2ケタ盗塁もクリア。

 打撃・投球・走塁と数々の見せ場を作った今週の大谷を、週間MVPについて報じたMLB公式サイトでは「輝かしい二刀流の活躍だった」と、脱帽せざるを得なかった。

 自身初のオールスター出場も確実視されている天才プレーヤーは、この後のシーズンもどんなプレーを見せてくれるのか。本当に毎日が楽しみでならない。

構成●THE DIGET編集部

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