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「オオタニが勝つさ!」驚異の3打席連続弾を放ったタティスJr.は大谷翔平の球宴HRダービー制覇に太鼓判!

THE DIGEST編集部

2021.06.26

驚異的なパワーを見せつけたタティスJr.(左)。大谷(右)のHRダービーでの奮闘にエールを贈った。(C)Getty Images

驚異的なパワーを見せつけたタティスJr.(左)。大谷(右)のHRダービーでの奮闘にエールを贈った。(C)Getty Images

 22歳の超逸材スラッガーが、驚異の打棒を披露した。

 現地時間6月25日、本拠地で行なわれたアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦でフェルナンド・タティスJr.が3打席連続ホームランを放った。これでブラディミール・ゲレーロJr.と並んで25本、両リーグトップタイと浮上した。
【動画】3打席連続は確信弾! 逆方向へ華麗に打ったタティスJr.の驚愕ホームランはこちら

 初回と2回にそれぞれ左中間に特大の一発を打ち込んでいたタティスJr.が、驚愕の3発目を決めたのは、チームが1点をリードした4回1死1塁の場面だった。相手投手ライリー・スミスが低めに投じた91.7マイル(約147.5キロ)のシンカーを弾き返すと、本人はホームランを確信。ゆっくりと一塁方向へ歩き出すと、打球は右中間スタンドへと消えていった。

 わずか4イニングで3本ものアーチを描いた“神童”のバッティングを、現地メディアも脱帽だ。米放送局『Fox Sports』のアナリストであるベン・バーランダー氏が「彼はいまの野球界の顔。この3本が紛れもない証明だ」と強調。さらに米放送局『ESPN』も、「彼は3打席連続で驚くべき巨大なホームランを放って見せた」と絶賛した。
 
 ちなみにタティスJr.は試合前、来月12日に開催予定のホームラン・ダービーへの出場辞退を明言。ブラディミール・ゲレーロJr.に続く優勝候補の不参加に、一部からは失望の声が上がった。

 これについて『ESPN』は、「彼が欠場するのは、春季キャンプで負った肩の怪我の影響と後半戦に向けて精神的にリラックスするためである」と説明。そのうえで、本人のコメントを紹介した。

「彼は『僕はまだ22歳だし、ホームラン・ダービーに参加するチャンスは今後いくらでもあると思う。もちろん参加するとなったら、良いパフォーマンスをお見せするよ』と言っていた。彼のダービーでのお気に入りはオオタニだ。『オオタニが勝つと思う』と話している」

 すでに参戦を表明している大谷は、タティスJr.の予想通りに球宴前の栄冠を掴めるか。本番では26歳のサムライ戦士に、世界中から熱視線が注がれそうだ。

構成●THE DIGEST編集部
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