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「オオタニのスピードはクレイジー!」エンジェルス名物OBが大谷翔平の“快速”を絶賛!「ほとんど打者なら…」

THE DIGEST編集部

2021.06.27

痛烈なタイムリーヒットを放った大谷。2塁まで陥れた走塁に注目が集まっている。(C)Getty Images

 抜け目のなさが光るパフォーマンスだった。

 現地時間6月26日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、敵地で行なわれたタンパベイ・レイズ戦に「1番・DH」で先発出場。チームが3対13と大敗を喫したなかで、3回にタイムリーヒットを放って数少ない見せ場を作った。

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 前日に24号ホームランを放っていた背番号17が魅せたのは、無死1、3塁の好機で巡ってきた3回の第2打席だった。カウント2-1から外角低めに投じられたスライダーを叩くと、高く弾んだ打球は、相手一塁手チェ・ジマンの頭上を越えるタイムリーツーベースヒットとなった。

 さらに続くアンソニー・レンドーンのヒットの間に大谷は、快足を飛ばして一気に生還。当たりは決して良くなかったが、相手の守備がもたついたところを見逃さなかった。
 
 自らのヒットで二塁を突き、積極果敢な走塁でホームに帰ってきた大谷の俊足ぶりには、現地識者も驚嘆する。元エンジェルスの投手で、地元放送局『Bally Sports West』の名物解説者であるマーク・グビサ氏は、こう褒めちぎった。

「ショウヘイ・オオタニのスピードはクレイジーだ。ほとんどの打者なら、あの打球はシングルヒットと打点でかなり満足する。それなのに彼の頭の中には二塁ベースがあり、さらにホームにも戻ってきた」

 惜しくもチームは敗れたが、好調ぶりを維持する大谷は、メジャー通算300安打も達成。日夜、あらゆる話題を提供する26歳のサムライ戦士のプレーから今後も目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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