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大谷翔平、聖地ヤンキー・スタジアムでMLB単独トップに立つ27、28号!伝説に新たな一章を加える

THE DIGEST編集部

2021.06.30

昨日の26号に続いて27、28号を連発。その勢いはもはやとどまるところを知らない。(C)Getty Images

昨日の26号に続いて27、28号を連発。その勢いはもはやとどまるところを知らない。(C)Getty Images

 今日も華々しいショータイムが繰り広げられた。

 現地6月29日、大谷翔平(アナハイム・エンジェルス)がヤンキー・スタジアムでのニューヨーク・ヤンキース戦で2本のホームランを放ち、シーズン通算で28本としてブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)を抜いてMLB単独トップに立った。なお、試合はヤンキースが11-5で勝利した。

 今の大谷にとって、球種やコースはもはや問題ではないようだ。ヤンキース先発のジェイムソン・タイオンに対し、まず3回の第2打席はカウント3-1からの外角チェンジアップにうまく合わせて右中間席へ。5回の第3打席では、今度は外角高めの4シームを軌道の低い弾丸ライナーで右翼席最前列へ運んだ。
 
 大谷自身が「プレーできるのはすごく光栄」と話し、“ベーブ・ルースが建てた家”とも呼ばれるヤンキー・スタジアムで2試合連続で計3本のホームラン。MLB公式は“ルースが建てた家”ならぬ“ショーヘイが建てた家”とヘッドラインで報じるなど、大谷伝説にまた新たな一章が加わった。

 ここ10試合で9本塁打を放ち、6月だけで実に13本。投手としての活躍も考えれば、月間MVPはすでに手中に収めたも同然だ。また、この日発表されたオールスター最終投票の中間発表でも、ア・リーグDH部門で得票率63%でトップに立っている。

 明日はヤンキー・スタジアムでの記念すべき初登板。衝撃的な活躍をつづけた6月を、最高の形で締めくくることができるだろうか。

構成●THE DIGEST編集部
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