専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
MLB

大谷翔平の29号・30号連発に米記者熱狂! 10登板投手&30本で“ルース超え”「この光景を見られるなんて本当に幸運だ」

THE DIGEST編集部

2021.07.03

驚異的な打棒で米球界を沸かせる大谷。日本人初の本塁打王獲得へ独走状態だ。 (C)Getty Images

驚異的な打棒で米球界を沸かせる大谷。日本人初の本塁打王獲得へ独走状態だ。 (C)Getty Images

 サムライのバットから快音が鳴りやまない。

【動画】「この光景を見られるなんて幸運だ」大谷の華麗な30号HRをチェック!

 現地時間7月2日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、本拠地で行なわれたボルティモア・オリオールズ戦に「2番・DH」で先発出場。2打席連続の29号、30号本塁打を含む、4打数2安打3打点、さらに1盗塁を決める怒涛の活躍で、チームの勝利に貢献した。

 まさに圧巻の2連発だった。29号となる1本目を放ったのは、4点ビハインドで迎えた3回の第2打席。相手先発のキーガン・エイキンが投じた91.9マイル(約147.9キロ)の初球フォーシームを強振すると、打球はあっという間にライトスタンドへと飛び込んでいった。

 しかし、それだけで終わらないのが今季の大谷だ。1点を追いかける4回の第3打席では、カウント2-1から4球目の95.9マイル(約154キロ)のシンカーにうまくタイミングを合わせる。今度は1本目とは逆方向の左翼フェンスを越える華麗な一発となった。
 
 このハイパフォーマンスに、現地では衝撃が走っている。MLB公式サイトのサラ・ラングス記者は、1発目を放った際に「今季はなんて楽しいんだろう?」と反応し、続いて2発目には「ショウヘイ・オオタニが30号を打った!!!!」と興奮気味にツイート。さらに、大谷の次のような“快記録”を紹介している。

「10試合以上登板したシーズンの最多本塁打数
2021年 ショウヘイ・オオタニ:30本
1919年 ベーブ・ルース:29本
2018年 ショウヘイ・オオタニ:22本」

 その後も、同記者は「日本人選手のキャリア最多マルチ本塁打はイチローの7本、それにオオタニとマツイが6本で並ぶ」「打球速度110マイル(約177キロ)以上の本塁打はメジャー最多の13本」と記録を列挙。「この光景を見られるなんて本当に幸運だ」と、しみじみ綴った。

 本塁打争いではヴラディミール・ゲレーロJr.(トロント・ブルージェイズ)に3本差をつけ、メジャー単独首位の独走態勢に入った大谷。残りのシーズンでこの数字をどこまで伸ばせるか。その動向に全米が注目している。

構成●THE DIGEST編集部

【PHOTO】世界が驚嘆する偉才・大谷翔平のキャリアを厳選ショットで一挙公開!花巻東、日ハム、エンジェルスでの活躍を振り返る
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号