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MLB

「我々をたった一人で打ち負かした!」大谷翔平の“衝撃ワンマンショー”に敵将脱帽!「地球上で最も勢いのある打者だ」

THE DIGEST編集部

2021.07.03

2打席連続HRに加え、最後は劇的なサヨナラ生還を見せた大谷。フィールドに倒れ込み勝利を喜んだ。(C)Getty Images

2打席連続HRに加え、最後は劇的なサヨナラ生還を見せた大谷。フィールドに倒れ込み勝利を喜んだ。(C)Getty Images

 まさに“オオタニ劇場”だった。

【動画】大谷が劇的勝利をもたらす!サヨナラ生還のシーンをチェック!

 ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は現地時間7月2日、本拠地で行なわれたボルティモア・オリオールズ戦に「2番・DH」で先発出場。29号、30号本塁打を含む、4打数2安打3打点1四球、さらに1盗塁を決める大活躍で、チームに8対7の勝利をもたらした。

 29号となる1本目を放ったのは3回の第2打席だ。相手先発が投じた初球フォーシームを強振すると、打球はグングンと伸びてライトスタンドへ着弾。続く4回の第3打席でも勢いは止まらず、2-1から4球目のシンカーを捉えた打球が、左翼フェンスを越える2打席連続アーチとなった。

 そして、この日最も会場を沸かせたのが、7対7で迎えた9回裏。四球で出塁した大谷はジャレッド・ウォルシュの打席で盗塁を成功させると、2死二塁で一打サヨナラのチャンスを作る。これを受けたウォルシュが2球目のスライダーをライト前に運び、この間に大谷は全力疾走でホームに帰還。エンジェルスの劇的な勝利を演出したのだ。
 
 サムライ戦士の印象的なパフォーマンスに、敗戦を喫したオリオールズの指揮官も脱帽するしかない。MLB公式サイトのダニエル・ゲレーロ記者によると、ブランドン・ハイド監督は試合後に「彼はたった一人で我々を打ち負かしたんだ」と大谷について語り、「本当に素晴らしい選手。もうなんと言っていいか分からないよ」と称賛したという。

 ハイド監督はさらに「彼はすべてを持っている。いま地球上で最も勢いのある打者だ」とコメント。2連発に対しては「ディープな本塁打だったよ」と振り返り、「彼を歩かせれば2盗に来るだろう。スピードとパワーを兼ね備えていて、本当に対戦相手としては厄介だよ」と、大谷を脅威の存在と評した。

 連日の活躍で全米に“フィーバー”を巻き起こしている大谷。はたしてこの勢いはどこまで続くのか。注目度は日々高まるばかりだ。

構成●THE DIGEST編集部

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