大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)のホームラン攻勢が連日のように続いている。
今季は開幕からすこぶる好調の大谷だが、ここにきてギアが一段階上がった印象がある。というのも、その本塁打率が凄まじいのだ。現地時間6月28日に行なわれたニューヨーク・ヤンキース戦から、7試合で放った7安打の全てが本塁打なのである。
【動画】もはや打つ手はなし!? 松井秀喜にも並んだ大谷翔平の圧巻弾はこちら
さらに約1か月前まで遡っても打撃成績は驚異的だ。6月15日(現地時間)のオークランド・アスレティックス戦から62打数19安打を打っているのだが、そのうち14本は本塁打で、シングルヒットは17試合連続で出ていないという信じがたい結果を叩き出している。
もはや「本塁打製造機」と呼んでも違和感がない。そんなエンジェルスの背番号17には、周囲からも賛辞の声が集まっている。ボルティモア・オリオールズのブランドン・ハイド監督は、今月2日の試合後に「紛れもなく、この惑星で最高の選手だ」と脱帽した。
そして、46歳の指揮官は、大谷との勝負について、こう持論も展開している。
「彼は今、間違いなくリーグのベストプレーヤーだ。だから、失点を防ぎたい局面では歩かせることもある。オオタニは我々全員と違う次元の野球をやっているんだよ」
このオリオールズ指揮官の言葉には、エンジェルス・ファンをはじめとする熱心な野球ファンから様々な"メッセージ"が飛んだ。ただ、その大半は、「当代屈指のエキサイティングな選手との真剣勝負を避けるな」という批判的なものだった。
しかし、敬遠も辞さないという"大谷対策"を好意的に捉える人物もいる。かつてフロリダ・マーリンズ(現マイアミ・マーリンズ)などで活躍し、独特な変則フォーム(ハイキック投法)で話題を集めたドントレル・ウィリス氏は、次のようにつぶやいた。
「ここまでくると、なぜオオタニに対して投げるのかは疑問だよ。放っておけばいいんだ(笑)」
もはや球界の誰もが恐れを抱くようになっている大谷は、この先、勝負を避けられる場面が増えていく。そうしたライバルたちとの対戦でいかなるパフォーマンスを見せつけるかに注目だ。
構成●THE DIGEST編集部
【PHOTO】世界が驚嘆する偉才・大谷翔平のキャリアを厳選ショットで一挙公開!花巻東、日ハム、エンジェルスでの活躍を振り返る
今季は開幕からすこぶる好調の大谷だが、ここにきてギアが一段階上がった印象がある。というのも、その本塁打率が凄まじいのだ。現地時間6月28日に行なわれたニューヨーク・ヤンキース戦から、7試合で放った7安打の全てが本塁打なのである。
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さらに約1か月前まで遡っても打撃成績は驚異的だ。6月15日(現地時間)のオークランド・アスレティックス戦から62打数19安打を打っているのだが、そのうち14本は本塁打で、シングルヒットは17試合連続で出ていないという信じがたい結果を叩き出している。
もはや「本塁打製造機」と呼んでも違和感がない。そんなエンジェルスの背番号17には、周囲からも賛辞の声が集まっている。ボルティモア・オリオールズのブランドン・ハイド監督は、今月2日の試合後に「紛れもなく、この惑星で最高の選手だ」と脱帽した。
そして、46歳の指揮官は、大谷との勝負について、こう持論も展開している。
「彼は今、間違いなくリーグのベストプレーヤーだ。だから、失点を防ぎたい局面では歩かせることもある。オオタニは我々全員と違う次元の野球をやっているんだよ」
このオリオールズ指揮官の言葉には、エンジェルス・ファンをはじめとする熱心な野球ファンから様々な"メッセージ"が飛んだ。ただ、その大半は、「当代屈指のエキサイティングな選手との真剣勝負を避けるな」という批判的なものだった。
しかし、敬遠も辞さないという"大谷対策"を好意的に捉える人物もいる。かつてフロリダ・マーリンズ(現マイアミ・マーリンズ)などで活躍し、独特な変則フォーム(ハイキック投法)で話題を集めたドントレル・ウィリス氏は、次のようにつぶやいた。
「ここまでくると、なぜオオタニに対して投げるのかは疑問だよ。放っておけばいいんだ(笑)」
もはや球界の誰もが恐れを抱くようになっている大谷は、この先、勝負を避けられる場面が増えていく。そうしたライバルたちとの対戦でいかなるパフォーマンスを見せつけるかに注目だ。
構成●THE DIGEST編集部
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