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MLB

「球宴で“三冠王”を達成するかも」大谷翔平、史上初の球宴二刀流の決定に現地メディアも歓喜!

THE DIGEST編集部

2021.07.06

大谷はオールスターに二刀流で出場! 球界が待ち望んだ決定に現地記者も大歓喜。(C)Getty Images

大谷はオールスターに二刀流で出場! 球界が待ち望んだ決定に現地記者も大歓喜。(C)Getty Images

 またしても「Shohei Ohtani」の名前が球史に刻まれることになった。

 ファン投票でのオールスターDH部門で選出された大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)は、その後に選手間投票でも投手部門でオールスター出場が決まった。投打両部門で球宴選出は史上初。もっとも、二刀流での出場になるかどうかは不透明だったが、現地時間7月5日、球界が歓喜するアナウンスがされたのだ。

 エンジェルスのジョー・マッドン監督は、球宴でア・リーグの指揮を取るケビン・キャッシュ監督と話し合いを行った結果、「どういう形になるのか結論は出ていない」としながらも「オールスターで登板することが決まった」と発表した。DHを解除して先発投手で投打同時出場するのか、指名打者でスタメン出場し、中継ぎでマウンドに立つのかといった具体的な起用までは決まっていないものの、球宴で二刀流が見られる可能性が高い。
 
 この発表を受け、『USA TODAY』の人気記者ボブ・ナイチンゲール氏は「ショウヘイ・オオタニは球宴で“三冠王”を達成するかもしれない」と歓喜のコメントを残している。ナイチンゲール氏のいう“三冠”とは、オールスターでのDH、オールスターでの登板、そして前日に行われるホームラン・ダービーでの出場を指している。

 球宴は多くの選手が長丁場のシーズンにおける息抜き的な要素が大きい。前後を含めれば5日間も試合がないというのは貴重な休みだ。しかし大谷は、ただでさえ二刀流という重労働をこなしながら、“娯楽”ですらもフル稼働するというのは、改めて驚きの他ない。

 しかし、それこそが“野球少年・大谷翔平”の魅力であり、日本を、アメリカを魅了するゆえんでもあるだろう。現在メジャー本塁打王の大谷がホームラン・ダービーを制し、そして本番でも本塁打を放ち、強打者相手に三振ショーを展開する。あまりに絵空事に思えることでも、大谷ならやってのけてしまう。そういう機運が高まって言うのは確かだ。

構成●THE DIGEST編集部

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