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MLB

「あんなの見たことがない!」“377億円男”タティースJr.が空中浮遊のスーパーキャッチ。 68戦27本塁打の新記録も

THE DIGEST編集部

2021.07.06

躍動する「ジュニア勢」の中でもタティースJr.は実力・容姿とも最高クラス。今日もその神童たる所以を見せつけた。(C)Getty Images

躍動する「ジュニア勢」の中でもタティースJr.は実力・容姿とも最高クラス。今日もその神童たる所以を見せつけた。(C)Getty Images

 今シーズンのMLBは大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)が“主役”として輝きを放っているのは間違いない。二刀流として活躍しながら、打ってはメジャーダントツ最多31本塁打を記録し、オールスター出場に加えてHRダービーへの参加も表明している。

 しかし、この大谷よりもOPS(出塁率+長打率)を上回る2人の「ジュニア」がいる。ブラディミール・ゲレーロJr.(トロント・ブルージェイズ)とフェルナンド・タティースJr.(サンディエゴ・パドレス)だ。ゲレーロJr.はメジャー1位のOPS1.109(大谷は1.058)を記録しつつ、打率.336、27本塁打、69打点がいずれもリーグ2位。打撃三冠王となれば大谷とのMVP争いが非常に注目される。

 一方のタティースJr.もまたナ・リーグのMVP候補。今季は肩の脱臼や新型コロナ感染による離脱もありながら、7月5日の試合を終えて68試合に出場し、打率.302、27本塁打、58打点、OPS1.083、18盗塁と圧倒的な成績を残している。5日の試合で一発を放ち、22歳以下の選手では史上最速で27号に到達した。
 
 もっとも、タティースJr.がこの試合で見せた最大のハイライトは守備だった。8回表1死二塁の場面、相手打者が打った痛烈なライナーをジャンプ一番好捕。現地実況も「何が起きた!? どうやってやったんだ!」と興奮し、指揮官のジェイス・ティングラーも「あんなプレーは見たことがない!」と語るスーパーキャッチ。
 
 そうした声が上がるのも無理はなく、打球はタティースJr.の身長191cmよりはるか上だったが、天才ショートは空中で“2回”ジャンプ。パドレス公式ツイッターも「重力がタティースJr.の法則に従っている」と唸る異次元のプレーだった。昨年も空中キャッチした姿が、マイケル・ジョーダンならぬ“エア・タティース”として話題も集めたのも記憶に新しいが、また一つハイライトを付け加えたと言えるだろう。

 故障の多さは課題ながらも、タティースJr.は2019年のメジャーデビューから衝撃的な成績を残し続け、今季開幕前には史上最長となる14年総額3億4000万ドル(約377億円)の延長契約を結んだ。これはもちろんプレーで残した数字の凄さもあるが、この試合で見せたような記憶に残るスーパープレーでファンを魅了する選手という無形の価値も理由の一つにある。

 残念ながらHRダービーでその雄姿は見られないものの、オールスターでは大谷との対戦も大きな注目を集めるだろう。なぜなら、彼らが今後のメジャーリーグの顔なのだから。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】空中で2回ジャンプ!? 天才タティースJr.が見せたスーパーキャッチがこれだ!!
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