専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
MLB

「最高のプレーヤーだ!」レッドソックス指揮官が大谷翔平のスター性に感銘!「バリー・ボンズと似ている」

THE DIGEST編集部

2021.07.06

レッドソックスの監督も大谷の活躍に注目している。(C)Getty Images

レッドソックスの監督も大谷の活躍に注目している。(C)Getty Images

 現地時間7月5日、27歳の誕生日を迎えたロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平が、本拠地で開催されたボストン・レッドソックス戦に「2番・DH」でスタメン出場。この日は快音響かず5打数1安打で、チームは敗北。それでも相手指揮官は、試合後に大谷のスター性を評価した。

【PHOTO】世界が驚嘆する偉才・大谷翔平のキャリアを厳選ショットで一挙公開!花巻東、日ハム、エンジェルスでの活躍を振り返る

 2-5の5回、1死二塁の場面で第3打席を迎えた大谷。相手先発のマーティン・ペレスが内角に投じた変化球に詰まりながらも、レフト前にはじき返した。この間に二塁ランナーのホゼ・ロハスが帰塁しセーフのコール。しかしチャレンジの結果、アウトの判定が下され、打点は付かなかった。

 1点を追う9回2死一二塁とサヨナラのチャンスで大谷がバッターボックスに。ボールカウント3-1から5球目、甘く入って来たスライダーに上手く合わせた。打球はライト前に落ちると思われたが、深めに守っていた二塁手に仕留められ、“大谷シフト”を敷いたレッドソックスに軍配が上がった。
 
 同ゲームでは、球場に3万8千人を超えるファンが詰めかけ、27歳に「MVP!」コールなど大声援が送られていたことに、レッドソックスのアレックス・コーラ監督は「私は南カリフォルニアでプレーした経験があるが、ファンが早くから球場に来て、試合の終わりまでずっといるのを見たことがない。オオタニの存在が、野球界にいい方向にもたらしている」と言う。

 この日、一発こそはお預けとなったが、同監督は「オオタニは脅威で、彼がやっていることはバリー・ボンズと非常に似ているよ。皆があらゆる投球、スイングに夢中になっているのだから」と称えた。

 1986年にボンズがメジャーに出場して以来、9打席に1回よりも早いペースでホームランを打ったのはボンズとマーク・マグワイアの2人だけ。そこに現在、大谷が加わり、8.94打席に1本という驚異的早さでホームランを量産しているのだ。これには「彼は最高のバッターでも最高ピッチャーでもない。だけど両方合わせたら最高のプレーヤーになる」と“二刀流”としてのパフォーマンスを絶賛した。

 6日には、オールスター・ゲーム前の最後の先発登板を予定している背番号17。27歳初の白星を飾り、前半戦を締めくくれるか期待したい。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】“二刀流”スター大谷の誕生日を祝福するファンの姿はこちら
 
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号