オールスター・ゲームのＤＨ部門にファン投票で選出された、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平。現地時間７月５日のボストン・レッドソックス戦の前にジョー・マッドン監督は、オールスター・ゲームで大谷が“二刀流”をすると明かした。

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　４日にオールスター・ゲームに出場する投手や控えなど含めた全選手が発表され、大谷はファン投票の指名打者に続き投手としても選ばれた。これを受け、マッドン監督は、同ゲームでア・リーグを指揮するケビン・キャッシュ監督と話したという。

「結論から言えば、彼は登板するよ。だけど、どのような状況で投げるかは決まっていない。登板するのには様々な起用法がある。先発で投げる、もしくは途中で投げる可能性がある」
  　現在31本のホームランを記録し、本塁打数でメジャートップに立つ27歳は、同ゲーム前日に開催されるホームランダービーにも参戦を表明している。マッドン監督は、「彼に何かを押し付けようとしているわけでない。私たちは最善の方法を見つけ出そうとしている」と、大谷に寄り添う形でアプローチをしていると話す。

　日本人初出場となるホームランダービーは、現地時間12日に行なわれ、そして翌日のオールスター・ゲームでは投手と打者の二刀流を実現する予定だ。夢の舞台で果たしてどの様なパフォーマンスを見せてくれるか期待だ。

構成●THE DIGEST編集部

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