今年のMLBオールスターは、文字通りの“ショー・タイム”となっている。
ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は現地時間7月13日、クアーズ・フィールドで行われているオールスター・ゲームに「1番・DH」で先発出場。さらに、日本人では1995年の野茂英雄以来となる先発投手も務め、歴史に名を刻むこととなった。
注目の第1打席は、サイ・ヤング賞3回マックス・シャーザーの高速カッターに芯を外されてセカンドゴロ。それでも、初のオールスターの打席を楽しむような姿が印象的だった。しかしそれもつかの間、大谷はもう一つの仕事がある。先発マウンドだ。
【動画】大谷翔平、161キロ連発で初回を3者凡退! 圧巻ハイライトはこちら
対するは、“377億円男”フェルナンド・タティースJr.(サンディエゴ・パドレス)、2番には長距離砲マックス・マンシー(ロサンゼルス・ドジャース)、3番は8年連続ゴールドグラブ獲得中のノーラン・アレナード(セントルイス・カーディナルス)。しかし大谷はいきなり156キロの4シームを投げ込むなど気合十分。スライダーでタティースJr.から空振りを奪った際は場内もどよめき、アレナードとの対戦では161キロを連発してその資質を遺憾なく発揮した。
二刀流の活躍に驚きを隠せなかったのは、当たり前だが日本人だけではない。現地記者たちも改めて驚愕の様子だ。大谷は前日のHRダービーでは第1シードとして出場。残念ながら初戦敗退となったものの、打球速度117マイル(約188キロ)は連覇を果たしたピート・アロンゾ(ニューヨーク・メッツ)に並ぶ最速タイ。さらに飛距離500フィート(152.4m)以上を6本放ったのも、歴代最多と見せ場を作った。
だからこそ、『CBS Sports MLB』のダニー・ビレッティ記者は「昨日の月曜、ショウヘイ・オオタニはHRダービーで513フィート(156.4m)のホームランを打った。今日の火曜、ショウヘイ・オオタニはマウンドで100.1マイル(約161キロ)を投げた」と驚けば、『Fox Sports MLB』のベン・バーランダー記者も「僕らが目撃しているものを考えると眠れないよ」と興奮の様子。
「一人の選手がMLBのホームラン・ダービーに出場して、オールスター・ゲームに1番打者で出場。そして三者凡退。それがショウヘイ・オオタニだ。歴史的なことだよ」
大谷は2打席目の初球を打って一塁ゴロに終わった。しかし、そのインパクトはやはり凄まじいものがあるようだ。
構成●THE DIGEST編集部
ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は現地時間7月13日、クアーズ・フィールドで行われているオールスター・ゲームに「1番・DH」で先発出場。さらに、日本人では1995年の野茂英雄以来となる先発投手も務め、歴史に名を刻むこととなった。
注目の第1打席は、サイ・ヤング賞3回マックス・シャーザーの高速カッターに芯を外されてセカンドゴロ。それでも、初のオールスターの打席を楽しむような姿が印象的だった。しかしそれもつかの間、大谷はもう一つの仕事がある。先発マウンドだ。
【動画】大谷翔平、161キロ連発で初回を3者凡退! 圧巻ハイライトはこちら
対するは、“377億円男”フェルナンド・タティースJr.(サンディエゴ・パドレス)、2番には長距離砲マックス・マンシー(ロサンゼルス・ドジャース)、3番は8年連続ゴールドグラブ獲得中のノーラン・アレナード(セントルイス・カーディナルス)。しかし大谷はいきなり156キロの4シームを投げ込むなど気合十分。スライダーでタティースJr.から空振りを奪った際は場内もどよめき、アレナードとの対戦では161キロを連発してその資質を遺憾なく発揮した。
二刀流の活躍に驚きを隠せなかったのは、当たり前だが日本人だけではない。現地記者たちも改めて驚愕の様子だ。大谷は前日のHRダービーでは第1シードとして出場。残念ながら初戦敗退となったものの、打球速度117マイル(約188キロ)は連覇を果たしたピート・アロンゾ(ニューヨーク・メッツ)に並ぶ最速タイ。さらに飛距離500フィート(152.4m)以上を6本放ったのも、歴代最多と見せ場を作った。
だからこそ、『CBS Sports MLB』のダニー・ビレッティ記者は「昨日の月曜、ショウヘイ・オオタニはHRダービーで513フィート(156.4m)のホームランを打った。今日の火曜、ショウヘイ・オオタニはマウンドで100.1マイル(約161キロ)を投げた」と驚けば、『Fox Sports MLB』のベン・バーランダー記者も「僕らが目撃しているものを考えると眠れないよ」と興奮の様子。
「一人の選手がMLBのホームラン・ダービーに出場して、オールスター・ゲームに1番打者で出場。そして三者凡退。それがショウヘイ・オオタニだ。歴史的なことだよ」
大谷は2打席目の初球を打って一塁ゴロに終わった。しかし、そのインパクトはやはり凄まじいものがあるようだ。
構成●THE DIGEST編集部